なぜ再発する?坐骨神経痛を「繰り返さない」ために必要な施術とは|渋谷区恵比寿のさくま整体院(接骨院併設)
恵比寿にあるさくま整体院(接骨院併設)の佐久間です。
「一度楽になったのに、またお尻や足が痛くなった」
「しびれが落ち着いていたのに、仕事が忙しくなると戻ってくる」
というご相談があります。
坐骨神経痛は一つの病名ではなく、お尻から脚にかけての痛みやしびれなどを表す言葉です。
背景となる病気や症状の出方が一人ひとり異なるため、症状が再び出たときも「前と同じ原因」と決めつけず、現在の状態を確認することが大切です。
まず知っておきたい「坐骨神経痛」とは
坐骨神経痛は、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先などに現れる痛みやしびれを表す言葉です。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症などの病気が背景にある場合もあります。
そのため、症状が再び現れたときも「骨盤のゆがみが戻った」「筋膜が癒着した」など一つの原因だけで説明するのではなく、神経症状、身体機能、活動量、生活環境などを改めて確認することが大切です。
坐骨神経痛の症状・背景となる病気・医療機関を優先した方がよい症状については、メインページで詳しく解説しています。
「再発した」と感じるときに確認したいこと
症状がいったん落ち着いたあとに再び痛みやしびれが出る理由は、一人ひとり異なります。
同じ病態の症状が再燃している場合もあれば、活動量や仕事量の変化、身体機能の低下などが関係している場合もあります。
① 仕事や生活での負担が増えていないか
長時間のデスクワーク、運転、中腰、立ち仕事、育児などが続くと、症状が出やすくなる方がいます。
大切なのは「悪い姿勢」を一つ決めることではなく、同じ姿勢を長く続けていないか、休憩を取れているかなどを確認することです。
② 活動量や運動量が急に変わっていないか
症状が軽くなったあと、急に長時間歩いたり、強い筋力トレーニングを再開したりすると、身体がその負荷に慣れておらず症状が強くなることがあります。
反対に、動く機会が減って体力や筋力が低下している場合もあります。
③ 痛みを避ける動きが残っていないか
痛みが強かった時期に身についたかばい動作が、症状が軽くなったあとも残ることがあります。
立ち上がり、歩行、前かがみなどを確認し、左右差や必要以上の力みがないかを評価します。
④ 前回と同じ症状とは限らない
しびれる場所が変わった、筋力低下が出てきた、歩ける距離が短くなったなど、以前と症状の特徴が違う場合があります。
そのような場合は、以前のセルフケアをそのまま続けるのではなく、医療機関での再評価が必要なこともあります。
さくま整体院が大切にしている「評価 → 仮説 → 施術 → 再評価」
痛み・しびれの範囲、筋力、感覚、症状が変化する姿勢や動作、腰・股関節・足首などの動き、歩行、仕事や生活環境を確認します。
評価結果から、現在どの動作や身体機能が症状に関係している可能性があるのかを整理します。
状態に応じて手技、ラジオ波、運動療法などを組み合わせます。坐骨神経痛だから同じ施術を行うわけではありません。
施術や運動のあとに、最初に確認した動作・可動域・痛み・しびれがどう変化したかをもう一度確認します。
仕事、家事、歩行、スポーツなどへ戻ったときに負担を調整できるよう、活動量やセルフケアを一緒に考えます。
「その場で楽になること」と「再び困りにくくすること」は別です
手技や温熱などで一時的に身体が動かしやすくなることはあります。
ただし、それだけで将来の再発を防げるとは限りません。
症状が落ち着いたあとに、生活や仕事へどのように戻るか、運動量をどう増やすか、ご自身で症状の変化をどう確認するかまで考えることが重要です。
そのため当院では、「骨盤を整えれば再発しない」「筋膜をほぐせば神経圧迫がなくなる」といった一つの説明に決めつけず、患者様ごとの状態と反応を確認します。
坐骨神経痛を繰り返す方のセルフケアで大切なこと
- 同じ姿勢を長時間続けない
- 症状が強くなる前に短い休憩を入れる
- 運動量を急に増やさない
- 痛みやしびれを我慢して強くストレッチしない
- 歩いた時間や運動後の症状を確認する
- 自分に合った運動を継続できる範囲で行う
- 症状が以前と違う場合は自己判断だけで対応しない
「坐骨神経痛にこの運動をすればよい」という一律の方法はありません。
症状が強くなるセルフケアは中止し、必要に応じて医師やリハビリ担当者へ相談してください。
このような変化がある場合は医療機関へ
次のような症状がある場合は、「またいつもの坐骨神経痛」と考えて様子を見ず、整形外科などの医療機関へ相談してください。
- 足の筋力が以前より明らかに低下した
- つま先や足首を持ち上げにくくなった
- しびれの範囲が急に広がった
- 両脚に強いしびれや麻痺がある
- 尿が出にくい、尿が漏れるなど排尿の異常がある
- 排便のコントロールが難しくなった
- 陰部・肛門周囲の感覚がおかしい
- 発熱を伴う強い腰痛がある
- 転倒や事故後から強い症状が続いている
「再発ゼロ」を保証するのではなく、自分で対応できる身体づくりへ
坐骨神経痛の経過には個人差があり、施術によって「二度と症状が出ない」と保証することはできません。
当院が目指しているのは、患者様自身が「どのようなときに症状が出やすいのか」「どの程度なら動いて大丈夫なのか」「症状が変化したらいつ医療機関へ相談するべきか」を理解し、日常生活の中で身体を管理しやすくなることです。
坐骨神経痛を繰り返してお悩みの方へ
一度症状が落ち着いたあとに再び痛みやしびれが出ると、不安になると思います。
現在の状態をもう一度整理し、今できることを一緒に考えていきます。
参考情報
- 公益社団法人 日本整形外科学会「坐骨神経痛」
- 公益社団法人 日本整形外科学会「腰椎椎間板ヘルニア」
- 公益社団法人 日本整形外科学会「腰部脊柱管狭窄症」
本ページは坐骨神経痛に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の診断や治療を目的としたものではありません。
症状が強い場合や神経症状が進行している場合は、医療機関へご相談ください。



