2025.08.18

腰の痛みの原因は膝のエクステンションラグだった！？｜さくま整体院（接骨院併設）

腰の痛みの原因は膝のエクステンションラグだった！？

「腰が痛いのは姿勢や腰そのものが原因」――そう思っていませんか？
実は、腰の痛みの背景に膝のエクステンションラグが隠れていることがあります。
当院にも「腰痛で来たけれど実は膝が原因だった」という患者様が多くいらっしゃいます。

今回は、腰痛と膝（エクステンションラグ）の関係について、詳しく解説いたします。

エクステンションラグとは、膝を完全に伸ばせない状態を指します。
リハビリや整形外科の現場ではよく使われる専門用語で、膝の手術後や変形性膝関節症、筋力低下などによって起こりやすい現象です。

具体的には、膝を伸ばそうとしても「数度だけ膝が残ってしまう」ため、歩行や立ち上がり動作に大きな影響を及ぼします。

「膝と腰は別々の部位」と考えられがちですが、実際には下肢と体幹は密接に連動しています。膝が伸びないことで、腰に以下のような負担がかかります。

エクステンションラグで膝が曲がったまま歩くと、腰を反らしてバランスを取るようになります。
その結果、腰椎や腰の筋肉に余計な負荷が集中し、腰痛の原因となります。

膝関節は本来、「滑り」と「転がり」の運動が効率的に働くことでスムーズに動きます。
しかしエクステンションラグがあるとこのバランスが崩れ、膝関節だけでなく骨盤や腰への負担も増加します。

膝が伸びないと歩幅が狭くなり、不自然な歩き方になります。
結果として腰にねじれや偏った負担が加わり、慢性的な腰痛に発展しやすくなります。

膝が曲がったまま歩くことで背骨や骨盤の位置も乱れ、猫背・反り腰といった姿勢不良が進行します。これも腰痛を長引かせる大きな要因です。

私自身も手術後、エクステンションラグに悩まされました。
朝起きると腰が痛く、歩くときに膝が伸びないために腰が反ってしまい、日常生活に支障が出ていました。

しかし、ラジオ波による筋膜リリースとEMS電気治療を取り入れることで、膝が徐々に伸びやすくなり、腰痛も大幅に改善しました。

「腰痛だから腰を揉む」ではなく、原因は膝にあることを理解してアプローチすることが重要です。

膝と腰は骨盤を介してつながっています。
トムソンベッドを使った骨格調整で、骨盤と背骨の歪みを整え、腰と膝の負担を軽減します。

硬くなった大腿四頭筋やハムストリングスをラジオ波で緩め、膝の伸展を回復させます。これにより腰へのストレスも軽減されます。

膝を伸ばす大腿四頭筋に刺激を与え、筋力を再教育します。膝が安定して伸びるようになれば、腰痛改善にも直結します。

ストレッチポールや簡単な膝伸ばし運動など、自宅でできるセルフケアを指導しています。
毎日5〜10分の積み重ねが、腰痛改善の近道です。

A. はい、あります。特にエクステンションラグがあると腰への負担が大きくなり、腰痛の隠れた原因になることがあります。

A. 無理は禁物です。急なストレッチはかえって痛みを悪化させる可能性があります。専門家の指導を受けながら行いましょう。

A. 当院で使用する機器は医療現場でも導入されているものです。
安全性が高く、副作用の心配も少ない施術です。

A. 軽度の症状であればセルフケアで改善も可能です。ただし、膝が伸びにくい状態が長く続く場合は専門的な施術を受けることをおすすめします。

腰痛の原因が「腰そのもの」ではなく、膝のエクステンションラグにあるケースは少なくありません。
膝をしっかり伸ばせるようにすることで、腰への負担を減らし、根本的な改善につながります。

もし「腰の痛みがなかなか良くならない」「膝が伸びにくい」と感じている方は、さくま整体院（接骨院併設）までぜひご相談ください。

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