腰痛とEMS治療について|恵比寿・広尾|さくま整体院(接骨院併設)

腰痛とEMS治療について
専門家解説恵比寿・広尾
腰痛が続いていると、
「腹筋が弱いから腰が痛いのでは?」
「EMSで腰まわりの筋肉を鍛えればよいの?」
と考える方もいらっしゃると思います。
体幹や腰まわりの筋肉の働きが腰痛に関係している場合はありますが、
「筋力が弱い=腰痛の原因」と一つに決めることはできません。
腰や股関節の動き、筋力や柔軟性、身体の使い方、
仕事・スポーツ・日常生活での負担なども含めて考えることが大切です。
EMSは電気刺激によって筋肉を収縮させる方法の一つです。
腰痛がある方に必ず必要なものではなく、
身体の状態を確認したうえで、
「何のために使うのか」を考えて選択することが重要です。
このページでは、腰痛に対してEMSを使用するときの考え方と、
EMSだけに頼るのではなく運動や身体の使い方へつなげていく考え方について、
理学療法士・柔道整復師の視点から分かりやすくお伝えします。
腰痛と筋力低下の関係
腰の安定には、腹筋群・背筋群・お尻周りの筋肉が重要です。これらが弱まると、背骨や骨盤を支える力が低下し、動作のたびに関節や椎間板に負担が集中します。
痛みが引き起こす悪循環
腰痛でEMSを使うときに確認したいこと
1. どの筋肉を働かせたいのか
体幹には腹横筋や多裂筋など、身体を動かすときに働くさまざまな筋肉があります。
また、腰だけでなく、お尻や股関節まわりの筋肉の働きを確認することもあります。
ただし、「腰痛だから腹横筋を鍛える」と一律に決めるのではなく、
実際の動作や筋肉の働きを確認し、
どのような運動や刺激が必要なのかを考えることが大切です。
2. EMSを使う目的があるのか
EMSは筋肉を働かせるための補助として検討することがありますが、
EMSを使用すること自体が目的ではありません。
自分で行う運動の方が適している場合もあります。
そのため、EMSを使用する場合には、
「どの筋肉に刺激を入れるか」だけではなく、
「その刺激をその後の運動や動作にどうつなげるのか」
まで考えます。
3. 使用したあとの身体の反応を確認する
EMSを使用したあとは、
腰の動きや立ち上がり、歩行など、
その方が困っている動作をもう一度確認します。
実際の身体の反応を確認しながら、
EMSを続けるのか、運動内容を変更するのか、
別の方法を検討するのかを考えていきます。
腰痛改善におけるEMSの活用ポイント
1. 腹横筋・多裂筋の強化
腰椎の安定性に直結する深層筋です。EMSで鍛えることで、腰への負担を減らします。
2. 臀筋群の活性化
お尻の筋肉は骨盤の安定と歩行時の腰の負担軽減に不可欠です。
3. 痛みの抑制と並行
EMSは痛みが強くても施術可能ですが、炎症が強い場合は手技や温熱療法と併用します。
当院では「腰痛だからEMS」と決めずに考えます
当院では、腰痛があるという理由だけで
最初からEMSを使用すると決めることはしていません。
まず、いつから症状があるのか、どのような動作で困っているのか、
仕事やスポーツ、日常生活にどのような影響があるのかを伺います。
症状の経過や困っている動作、生活での負担などを確認します。
腰だけでなく、必要に応じて股関節の動き、体幹の働き、
筋力や柔軟性、実際の動作などを確認します。
確認した内容をもとに、手技や運動、EMSなど、
何を行う目的があるのかをご説明しながら方法を考えます。
EMSを使用する目的があると考えられる場合には、
ご説明したうえで選択肢の一つとして使用します。
施術や運動のあとに身体の動きや症状をもう一度確認し、
続けるのか、内容を変えるのかを考えます。
EMSだけで終わらせず、運動や実際の動作につなげる
EMSによって筋肉に電気刺激を加えることと、
自分で身体を動かして、立つ・歩く・物を持つといった動作を行うことは同じではありません。
そのため当院では、EMSを使用する場合でも、
EMSだけを繰り返すのではなく、
身体の状態に応じて自分で行う運動や、
日常生活で必要になる動作につなげていくことを大切にしています。
例えば、EMSを使用したあとに実際に身体を動かしてみて、
腰や股関節がどのように動くのか、
困っていた動作に変化があるのかを確認します。
「EMSを何回受ければよいか」だけで考えるのではなく、
何のために使うのか、使用後の身体がどう反応したのかを確認し、
次の運動やセルフケアにつなげることが大切です。
まとめ|腰痛だからEMSではなく、目的を確認して選択する
EMSは電気刺激によって筋肉を収縮させる方法の一つですが、
腰痛があるすべての方に必要というわけではありません。
大切なのは「EMSをすること」そのものではなく、
これまでの経過や困っている動作、身体の状態を確認したうえで、
何のためにEMSを使うのかを考えることです。
EMSを使用する場合も、そこで終わりではありません。
実際に身体を動かして反応を確認し、
必要に応じて運動やセルフケアにつなげながら、
その時点の身体に合った方法を考えていきます。
「EMSを続けた方がよいのか分からない」
「腹筋を鍛えればよいと言われたけれど、自分の場合はどうなのだろう」
という方も、まず現在の身体の状態を確認するところから考えてみてください。
EMSの効果や腰痛について、もう少し詳しく知りたい方へ
このページでは、腰痛に対してEMSを使うときに
「何のために使うのか」「運動や実際の動作へどうつなげるのか」
という考え方を中心にお伝えしました。
「EMSは腰痛に効果があるの?」
「椎間板ヘルニアがある場合に電気治療を使っても大丈夫?」
「EMSで症状が悪化することはある?」
といった疑問については、以下の記事で詳しく解説しています。
腰痛や椎間板ヘルニアにEMSは効果ある?電気治療について詳しく見る
また、EMSだけでなく、
腰痛の考え方や身体を確認するときのポイント、
医療機関への相談を考えたい症状などについては、
腰痛の症状ページにまとめています。
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