四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の良くなり方は?(経験談パート1)

さくま整体院の佐久間です。

四十肩五十肩ってなかなか良くならないと言われますし、
良くはなったけど半年・一年以上良くなるのにかかったなんて聞くことがあると思います。

私の経験談ですが、書かせていただこうと考えています。
私は肩の腱を断裂して(腱板損傷)肩関節周囲炎になりました。
四十肩五十肩も同様に肩が固まってしまう。(拘縮肩)
肩関節が動かず、夜間の痛みが強い、動かす時も痛いこれが
四十肩五十肩の特徴的な症状ですよね

私も肩が全然動かず(肩関節屈曲50°外転50℃外旋15°)でした。
可動時痛(動かす時の痛み)夜間時疼痛(夜になると痛みが増す)
肩って血行が悪くなりやすいので夜間になると更に血行が悪くなり痛みが増します。

私は入院もしていたので、リハビリもしっかりしていましたがなかなか良くならず
退院してもリハビリは通っていましたがなかなか良くならず
病院でハイドロリリースをやっても良くならず
「これって良くなるのかな~」
「もう何をやってもダメなんかな」
って思いましたし、凄く落ち込みました。

これって患者さんの立場からですと良くありますね。
ここでまた私の恩師である野田重信先生に施術をしていただきました。
野田先生は、最初に何が良くなっていて何が良くなっていないのか?
リハビリで言う鑑別とスクリーニングをしてくれました。
簡単に言うと、
鑑別は様々な検査から疾患名を判明させる
スクリーニングは筋肉は弱くなっていないか?使えているか?関節可動域はどうなのか?適切に動いているか?

これを聞いてもなんじゃこれ?て思うと思いますので私の事例で説明します。
鑑別
MRIにて「腱板断裂」診断。ドロップアームテスト陽性、夜間痛(安静時痛)
スクリーニング
関節可動域が低下。筋力が弱くなっている。
胸郭の動きも悪く広背筋が固い。呼吸も浅い。

このように鑑別をして四十肩五十肩(拘縮肩)である可能性がある。
そして、スクリーニングで関節の可動域が低下していることが分かりました。

そこから治療計画を立てていきます。
とても大切なことです。
スクリーニングにて、
関節可動域などは数値化してどのように良くなっていくのか自分なりにチェックしていかないと
リハビリや治療をしても良くなっていっているのか?変っていないのか?それとも悪くなっていないのか?
分からなくなってしまいますし、把握していくことがとても大切です。

続きはパート2で書かせていただこうかと思います。

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