手術(抜釘)でプレートを抜いたのですが、可動域や痛みが良くならないのですが
【体験談】骨折後の抜釘手術はした方が良い?抜釘後の痛み・可動域制限にできることを理学療法士が解説
こんにちは、恵比寿のさくま整体院(接骨院併設) 院長の佐久間です。
今回は患者様からよくいただくご質問について、理学療法士として、そして実際に自分自身が経験した立場からお答えしていきます。
ご質問① 骨折してプレート固定しました。抜釘(ばってい=プレート抜去)はした方が良いの?
これは正直、ケースバイケースです。
- 骨折部位(脛骨・大腿骨・前腕など)
- 骨の治り具合(癒合の状態)
- 年齢・全身状態
- 全身麻酔のリスク
これら複数の要素を考慮して、最終的には主治医と十分に相談して決めるのが一般的です。
実際、私も脛骨骨折でプレート固定後に抜釘をしましたが、かなり迷いました。セカンドオピニオン・サードオピニオンを含め、5人以上の整形外科医と相談を重ねました。
主治医から「どちらでも良い」と言われると悩む方も多いと思います。医師の間でも考え方が違うため、納得いくまで相談することが大切です。
私の場合は抜釘後に「骨壊死」も経験
私自身は抜釘手術後に「骨壊死」という合併症も発生しました。つまり、抜釘したから症状が劇的に良くなるとも限らないというのが実体験から感じた部分です。
ご質問② 抜釘をしたが、痛みや可動域制限が残るのはなぜ?できることは?
この質問については、はっきり言えることがあります。
抜釘をしても症状が改善するとは限りません。プレートという「異物感」はなくなりますが、可動域や痛みの改善には継続的なリハビリが必須です。
むしろ抜釘前からリハビリ・トレーニングを継続して行うことが非常に重要です。
特に重要なのは関節可動域の改善
私が一番苦労したのは、「関節の動きを戻すこと(関節可動域訓練)」です。プレートを外しても、筋肉や関節周囲の軟部組織が硬くなっているケースが多いです。
筋膜リリース・ラジオ波が有効
当院では、ラジオ波(スイムス)による筋膜リリース施術を導入しています。
- 深部の筋膜癒着をリリース
- 血流改善・可動域改善
- 硬くなった関節周囲組織を柔らかく戻していく
ラジオ波施術は抜釘前でも活用可能で、術前・術後どちらの段階でも関節可動域回復に有効です。
まとめ|抜釘の判断・術後リハビリは専門家と連携を
- 抜釘する・しないは症例ごとに慎重に検討が必要
- 抜釘後も症状改善には継続したリハビリが重要
- 筋膜リリース・ラジオ波は可動域改善に非常に有効
抜釘後も諦めず、適切な施術とリハビリを積み重ねれば日常生活は必ず楽になります。
当院にお越しいただけない方でも、ラジオ波(スイムス)取扱い院のご紹介も可能です。お気軽にご相談ください。
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