関節可動域訓練とは?柔軟性低下による痛みの仕組みと改善法|さくま整体院(接骨院併設)
関節可動域訓練とは?柔軟性低下による痛みの仕組みと改善法|理学療法士が徹底解説
こんにちは。恵比寿のさくま整体院(接骨院併設) 院長の佐久間裕二です。
今回は多くの方が見落としがちな「関節可動域(ROM)」について、理学療法士の視点から詳しく解説します。柔軟性低下は腰痛・肩こり・膝痛・股関節痛など様々な痛みの根本原因となることが多いのです。
関節可動域(ROM)とは?
関節可動域(Range of Motion:ROM)とは、関節が正常に動く範囲のことです。
- 肩の可動域 → 約180度
- 股関節の屈曲 → 約120度
- 膝の屈曲 → 約135〜150度
可動域が低下すると、日常生活の動作にも大きく影響してきます。
関節可動域が低下する主な原因
- 筋肉・筋膜の柔軟性低下(デスクワークや運動不足など)
- 関節包・靭帯の硬化(加齢による変性)
- 筋力低下・神経系の低下
- 手術後や古傷による癒着
柔軟性低下が痛みに繋がる仕組み
動きの悪い関節周囲に負担が集中し、次第に他の部位が代償して無理をすることで痛みが発生します。
- 関節軟骨や靭帯にストレスが集中
- 代償動作による腰痛・膝痛・肩こり
- 姿勢が崩れ負担の連鎖が続く
さらに重要な考え方
当たり前ですが、関節可動域が下がるということは、柔軟性が落ち、関節がしっかり動いていない状態です。すると身体を効率良く動かせなくなり、筋肉や関節に余計な負担がかかります。こうして肩こりや腰痛などの慢性的な不調が起きてくるのです。
また、可動域は短期間ですぐに改善するわけではありません。積み重なった硬さや癖は徐々にほぐしていく必要があります。そのため継続的な施術と正しいエクササイズの積み重ねがとても重要です。
関節可動域訓練(ROM訓練)とは?
本来の関節の動きを取り戻すための施術・運動療法がROM訓練です。
- パッシブストレッチ(施術者が動かす)
- アクティブストレッチ(自力で動かす)
- 関節モビライゼーション(関節包や靭帯へアプローチ)
- 筋膜リリース
ラジオ波による筋膜リリースが有効
当院ではラジオ波温熱療法を積極的に導入しています。
- 深部まで温め筋膜の癒着を緩める
- 筋膜リリース効果で滑走性改善
- 血流促進・代謝向上・回復力UP
股関節・肩・足首など固くなりやすい部位に特に有効です。
関節可動域訓練が必要な代表例
- 肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
- 股関節痛・変形性股関節症
- 膝の可動域制限(正座ができない等)
- 足首の硬さ(しゃがめない・捻挫後の癒着)
施術+セルフケアで効果を維持
当院では施術後もご自宅で行えるセルフケアを指導しています。
- ストレッチポールやチューブを使った柔軟訓練
- 荷重訓練やバランス練習
- 筋膜リリースボールを使ったケア
関節可動域訓練で得られる未来
- 日常生活が楽にこなせる
- 姿勢改善・慢性痛の軽減
- 趣味・スポーツが続けられる身体に
- 仕事中の疲労や動きづらさが減少
まとめ
関節可動域の低下は誰にでも起こり得る問題です。年齢・生活習慣・姿勢・ケガの積み重ねで徐々に硬くなります。
もし以下のようなお悩みがあれば、ぜひ当院へご相談ください。
- 慢性的な肩こりや腰痛が取れない
- 膝や股関節の動きが硬い・突っ張る
- 以前より身体が動きにくく感じる
- ケガ後の関節が動かしづらい
さくま整体院(接骨院併設)では、理学療法士・柔道整復師の専門技術+ラジオ波+ハイボルテージ+筋膜リリースであなたの身体の動きや痛みにしっかり対応いたします。
お気軽にご相談ください。
📍さくま整体院(接骨院併設)
- 院長:佐久間裕二(理学療法士・柔道整復師)
- 住所:東京都渋谷区恵比寿3-2-9 光陽ビル101
- 電話:03-6277-4052
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- 休診:土曜午後・日曜