手術(抜釘)でプレートを抜いたのですが、可動域や痛みが良くならないのですが
手術(抜釘)でプレートを抜いたのに、
痛みや可動域が良くならないのはなぜ?
「骨折で入れたプレートを抜けば、痛みも関節の動きも良くなると思っていた」
「抜釘手術を受けたのに、膝が思うように曲がらない、伸びない」
「プレートを抜いた後も、歩くと痛い」
「病院のリハビリが終了したけれど、このままでよいのか不安」
このようなお悩みはありませんか?
抜釘とは、骨折の手術で使用したプレートやスクリューなどの固定材料を、骨の状態を確認したうえで取り除く手術です。
しかし、プレートを抜いたからといって、痛みや関節可動域がすぐに良くなるとは限りません。
抜釘後の痛みや動かしにくさには、プレートだけでなく、骨折による関節への影響、手術後の傷あと、関節周辺の硬さ、筋力低下、腫れ、歩き方などが関係している場合があるからです。
この記事では、さくま整体院(接骨院併設)院長の佐久間裕二が、理学療法士・柔道整復師としての視点と、自身が脛骨高原骨折、プレート固定、抜釘手術、リハビリを経験した立場からお伝えします。
最初にお伝えしたいこと
抜釘手術で取り除かれるのは、骨折部を固定していたプレートやスクリューです。
プレートが皮膚や筋肉などへ当たっていた場合には、抜釘後に違和感が変化することがあります。
一方で、痛みや可動域制限の原因が、次のような問題にある場合は、プレートを抜いただけでは十分に変化しないことがあります。
- 骨折による関節面への影響
- 手術痕や皮膚周辺の硬さ
- 筋肉や関節包の柔軟性低下
- 手術後の腫れ
- 長期間の安静や固定による筋力低下
- 膝蓋骨、股関節、足首などの動きの低下
- 痛みをかばって身についた歩き方
大切なのは、「プレートを抜いたのに、なぜ痛みや動かしにくさが残っているのか」を改めて確認することです。
抜釘後の荷重、運動、リハビリの開始時期は、骨折部位や手術内容によって異なります。必ず手術を担当した主治医の指示を優先してください。
私自身も脛骨高原骨折と抜釘手術を経験しました
私自身も交通事故によって脛骨高原骨折を負い、プレート固定手術を受けました。
その後、骨の状態や主治医の判断を踏まえて、抜釘手術も経験しています。
理学療法士としてリハビリに関わってきた私でも、実際に自分が患者になると、思うように関節が動かない不安や、痛みが続くことへの焦りを感じました。
「プレートを抜けば、膝がもっと曲がるのではないか」
「プレートを抜けば、痛みも軽くなるのではないか」
抜釘手術を受ける前に、このような期待を持つ方は少なくないと思います。
しかし、プレートを抜いても、関節周辺の硬さや筋力低下、骨折による関節への影響、痛みをかばった身体の使い方などが残っていれば、痛みや可動域がすぐには変わらないことがあります。
私自身の経験からも、抜釘は一つの区切りではありますが、抜釘手術を受けた日がリハビリの終了ではないと感じています。
私の脛骨高原骨折後の経過については、次の記事でもお伝えしています。
抜釘手術とは
骨折の手術では、骨折した骨を安定させるために、プレート、スクリュー、ワイヤーなどの固定材料を使用することがあります。
骨が癒合した後、骨折した場所、固定材料の位置、年齢、活動量、痛みや違和感などを踏まえて、主治医の判断により固定材料を取り除くことがあります。
この手術が、一般的に抜釘手術やプレート抜去手術と呼ばれます。
ただし、固定材料はすべての方が必ず抜くものではありません。
抜釘するかどうかは、骨の状態、プレートの位置、症状、年齢、生活やスポーツへの影響などによって異なります。
抜釘を受けるか迷っている方は、次の記事も参考にしてください。
なぜプレートを抜いてもすぐに良くならないのでしょうか?
抜釘手術で取り除かれるのは、身体の中へ入っていたプレートやスクリューです。
一方で、骨折や手術後に身体へ生じた次のような変化まで、自動的に元へ戻るわけではありません。
- 関節の硬さ
- 筋肉の柔軟性低下
- 筋力低下
- 手術痕周辺の動かしにくさ
- 腫れ
- 体重をかけることへの不安
- 歩行時の左右差
- 痛みを避けるために身についた動作
関節に近い骨折や関節面を含む骨折では、プレートの有無だけでなく、骨折そのものが関節の動きや痛みに影響している場合もあります。
そのため、抜釘後も痛みや可動域制限が残っている場合は、プレート以外に関係している要因を確認することが大切です。
抜釘後も痛みが残る主な原因
1.抜釘手術後の一時的な痛み
抜釘手術では、プレートやスクリューを取り除くために、皮膚や皮下組織などへ再び手術操作を行います。
そのため、術後しばらくは、傷口周辺の痛み、腫れ、熱っぽさ、動かしにくさを感じる場合があります。
術後早期は、主治医から指示された安静、服薬、冷却、傷口の管理などを優先してください。
2.骨折そのものによる関節への影響
関節に近い場所の骨折や、関節面を含む骨折では、骨折したときの衝撃や関節面の状態が、痛みや可動域制限に関係することがあります。
骨が癒合していても、骨折による関節周辺への影響が残っている場合があります。
3.傷あと周辺の硬さ
手術後は、皮膚、皮下組織、筋膜などの動きが低下することがあります。
傷あと周辺がつっぱると、関節を曲げ伸ばししたときに、皮膚が引っ張られるような痛みを感じる場合があります。
4.筋肉や関節包の硬さ
骨折後に固定や安静の期間が続くと、関節周辺の筋肉や関節包が硬くなりやすくなります。
膝の場合は、太ももの前側や後ろ側、ふくらはぎ、膝関節周辺の組織などが影響することがあります。
5.筋力低下
骨折後は、痛みや荷重制限によって、手術した側の脚を使う機会が減ります。
その結果、太もも、お尻、ふくらはぎなどの筋力が低下し、歩行や階段で関節へ負担が集中することがあります。
6.腫れが残っている
関節周辺に腫れがあると、曲げ伸ばしの際に圧迫感が生じ、関節を動かしにくくなることがあります。
運動後や夕方に腫れが強くなる場合は、現在の運動量や負荷が身体の状態に合っているか見直す必要があります。
7.痛みをかばった歩き方が残っている
長期間、患部をかばって歩いていると、反対側へ体重を逃がす、膝を十分に伸ばさない、足首を使わないといった動作が身につくことがあります。
プレートを抜いても、その歩き方が残っていると、特定の場所へ負担がかかり続ける場合があります。
8.神経への刺激が関係している
傷口周辺の神経が刺激されると、ピリピリする、触れると痛い、感覚が鈍いといった症状が出ることがあります。
しびれが悪化している場合や、力が入りにくい場合は、手術を受けた医療機関へご相談ください。
抜釘後も関節の可動域が良くならない主な原因
抜釘後に関節が曲がらない、伸びない場合は、どの部分が動きを制限しているのかを確認する必要があります。
関節包が硬くなっている
関節包とは、関節の周囲を包んでいる組織です。
固定期間や炎症が長く続くと、関節包の柔軟性が低下し、関節の曲げ伸ばしが制限されることがあります。
筋肉が十分に伸び縮みしていない
膝を曲げるためには、太ももの前側にある筋肉などが適切に伸びる必要があります。
膝を伸ばすためには、膝裏、太もも裏、ふくらはぎなどの柔軟性も関係します。
一つの筋肉だけでなく、複数の組織が可動域へ影響している場合があります。
膝蓋骨の動きが低下している
膝の曲げ伸ばしでは、膝のお皿である膝蓋骨も一緒に動きます。
膝蓋骨周辺が硬くなると、膝を曲げたときの前側のつっぱりや、伸ばしにくさにつながる場合があります。
傷あとがつっぱっている
皮膚や皮下組織の動きが低下すると、関節を動かしたときに傷あと周辺が引っ張られ、可動域を制限することがあります。
痛みへの不安によって身体へ力が入っている
痛みへの不安が強いと、無意識に筋肉へ力が入り、関節を動かしにくくなることがあります。
この場合は、痛みを我慢して押し込むのではなく、痛みが出にくい姿勢や動かし方を探すことが大切です。
股関節や足首の動きが低下している
膝の手術後であっても、股関節や足首の動きが低下していると、歩行や階段で膝へ負担が集中します。
可動域の改善を目指すときは、手術した関節だけでなく、周辺の関節も確認する必要があります。
骨や関節面による制限がある
筋肉や傷あとの硬さだけでなく、骨や関節面の状態が関節の動きを制限している場合もあります。
強く動かしても一定の角度から動かない、引っかかる、急に強い痛みが出る場合は、無理をせず整形外科へご相談ください。
特に膝が曲がったまま伸びにくい方は、次の記事も参考にしてください。
このようなご相談があります
- プレートを抜けば膝が曲がると思っていた
- 抜釘後も階段を降りるときに痛い
- 膝が伸びきらず、歩くと疲れる
- 正座やしゃがむ動作ができない
- 傷口周辺がつっぱる
- 手術した側へ体重をかけにくい
- 病院のリハビリ終了後、何をすればよいか分からない
- トレーニングをしているが筋力が戻らない
- 運動すると痛みや腫れが強くなる
実際に身体を確認すると、手術した場所だけでなく、膝蓋骨、股関節、足首、筋力、歩行動作などが影響していることがあります。
※症状の原因や経過には個人差があります。診断、治療、術後の運動制限については、手術を担当した主治医の判断を優先してください。
抜釘後に病院へ相談した方がよい症状
抜釘後の痛みや腫れが、すべて異常というわけではありません。
ただし、次のような症状がある場合は、整体や自主トレーニングを続ける前に、手術を受けた医療機関へご相談ください。
早めに主治医へ相談したい症状
- 傷口の赤みや腫れが強くなっている
- 傷口から液体や膿が出ている
- 発熱がある
- 痛みが急に強くなった
- 安静にしていても強く痛む
- 転倒した後から痛みが増えた
- 体重をかけられないほど痛い
- 脚全体が急に腫れた
- ふくらはぎに強い痛み、赤み、熱感がある
- しびれや筋力低下が強くなっている
- 胸の痛みや突然の息苦しさがある
抜釘後にいつから体重をかけてよいか、走ってよいか、筋力トレーニングを始めてよいかは、骨折部位や手術内容によって異なります。
自己判断で負荷を上げず、主治医から受けた指示を優先してください。
抜釘後のリハビリで大切なこと
抜釘後のリハビリでは、単に関節を強く曲げたり、筋肉を鍛えたりすればよいわけではありません。
現在の痛み、腫れ、傷口、骨の状態、主治医からの制限を確認したうえで、段階的に進めることが大切です。
1.主治医の指示を確認する
最初に確認したいのは、荷重制限と運動制限です。
- 体重をどの程度かけてよいか
- 杖や松葉杖が必要か
- 関節をどこまで動かしてよいか
- 傷口を濡らしてよい時期
- 仕事へ復帰してよい時期
- 運転を再開してよい時期
- 筋力トレーニングを始めてよい時期
- スポーツへ復帰してよい時期
同じ抜釘手術でも、骨折部位、固定材料の位置、骨の状態などによって指示は異なります。
2.痛みと腫れを確認する
リハビリ後に痛みや腫れが大きく増える場合は、運動量や負荷が現在の状態に合っていない可能性があります。
運動中だけでなく、運動をした日の夜や翌日の状態も確認してください。
3.関節を無理に押し込まない
可動域を早く戻したい気持ちから、痛みを我慢して関節を押し込む方がいます。
しかし、腫れや炎症が強い時期に無理をすると、かえって筋肉へ力が入り、動かしにくくなることがあります。
どの方向で、どの部分がつっぱるのかを確認しながら進めることが大切です。
4.傷あとや膝蓋骨周辺の状態を確認する
傷が閉じ、主治医から問題がないと確認されている場合は、傷あと周辺や膝蓋骨の動きが可動域へ影響していないか確認します。
傷が治っていない時期に、自分で傷口を強く揉んだり、無理に動かしたりすることは避けてください。
5.筋力を段階的に戻す
抜釘後は、手術した関節周辺だけでなく、お尻、太もも、ふくらはぎ、体幹などの筋力も確認します。
最初から重い負荷をかけるのではなく、主治医の許可と身体の反応を確認しながら段階的に進めます。
6.歩き方を見直す
痛みをかばった歩き方が残っていると、筋力を鍛えても、手術した側を十分に使えないことがあります。
- 手術した側へ体重を乗せられているか
- 立ったときに膝を伸ばせているか
- 足首を使って前へ進めているか
- 身体が左右へ大きく揺れていないか
- 歩幅に左右差がないか
- 階段で反対側の脚だけに頼っていないか
7.生活上の目標を具体的にする
「可動域を良くしたい」という目標だけでは、リハビリの目的が曖昧になりやすくなります。
次のように、実際の日常生活の動作へ置き換えて考えることが大切です。
- 階段を交互に降りたい
- 椅子からスムーズに立ち上がりたい
- しゃがんで物を取りたい
- 長時間歩けるようになりたい
- 仕事へ復帰したい
- ランニングを再開したい
- スポーツへ復帰したい
目標と現在の状態を比較しながら、必要な可動域、筋力、動作を整理します。
抜釘手術後のリハビリについては、次の記事でも詳しく解説しています。
抜釘後に自宅で確認したいポイント
抜釘後に自宅で運動する場合は、主治医から運動の許可が出ていることを前提に、次の点を確認してください。
運動前と運動後の腫れを比較する
運動後に関節周辺の腫れが明らかに増える場合は、運動量が多すぎる可能性があります。
痛みが翌日まで強く残っていないか確認する
運動中に少し違和感があっても、その後に落ち着く場合があります。
一方で、運動後から翌日まで痛みが強く残る場合は、負荷や回数を見直してください。
関節の角度だけを目標にしない
「何度曲がるか」だけでなく、歩く、立つ、座る、階段を使うといった動作がどのように変化しているかも確認しましょう。
歩き方を動画で確認する
安全な場所で、ご家族などに正面や横から歩く姿を撮影してもらうと、左右差に気づきやすくなります。
ただし、動画だけで痛みや可動域制限の原因を判断することはできません。
症状の記録をつける
痛む動作、腫れが強くなる時間、歩けた距離、階段の状態などを記録しておくと、主治医やリハビリ担当者へ相談するときに伝えやすくなります。
抜釘後に避けたいこと
痛みを我慢して関節を強く曲げる
痛みが強い状態で繰り返し押し込むと、腫れや防御的な筋緊張が強くなる場合があります。
主治医の許可なく強い運動を始める
ランニング、ジャンプ、高重量の筋力トレーニングなどを始める時期は、主治医へ確認してください。
傷口を強く揉む
傷が十分に治っていない時期に、傷口へ強い刺激を加えることは避けてください。
手術した関節だけを動かし続ける
膝の手術後であっても、股関節、足首、体幹の動きが関係します。
痛い場所だけを繰り返し動かすのではなく、身体全体の動きを確認することが大切です。
痛みや腫れを無視する
運動後に痛みや腫れが増え続けている場合は、負荷が身体の状態に合っていない可能性があります。
「頑張れば良くなる」と無理をせず、運動量や内容を見直してください。
抜釘したから治ったと自己判断する
抜釘後も、骨や関節、筋力、歩行などの状態を継続して確認する必要があります。
痛みがある状態で、自己判断によって運動量を急に増やすことは避けてください。
さくま整体院では抜釘後の身体をどのように確認するのか
さくま整体院(接骨院併設)では、プレートを抜いた場所だけを見るのではなく、現在の痛みや可動域制限に何が関係しているのかを整理します。
主治医からの指示
荷重制限、運動制限、手術日、抜釘部位などを確認します。
痛みと腫れ
どのような動作で痛むのか、腫れがいつ強くなるのかを確認します。
関節可動域
曲げる動きと伸ばす動きの、どの部分で制限されているかを確認します。
傷あと周辺
傷が治っていることを前提に、皮膚や周辺組織の動きを確認します。
筋力
太ももだけでなく、お尻、ふくらはぎ、体幹の筋力も確認します。
周辺関節
手術した関節だけでなく、股関節、足首、膝蓋骨なども確認します。
歩行・階段
体重のかけ方、左右差、階段での身体の使い方を確認します。
生活上の目標
仕事、家事、階段、運動、スポーツなど、必要な動作を整理します。
感染、再骨折、血栓、強い神経症状などが疑われる場合は、施術を優先せず、手術を受けた医療機関へ相談していただくようお伝えします。
当院で行うサポートについて
主治医から運動や施術の許可が出ていることを確認したうえで、身体の状態に合わせてサポートします。
関節周辺の状態確認
痛みを無理に我慢していただくのではなく、どの部分が動きを制限しているのかを確認しながら対応します。
傷あと周辺の状態確認
傷が十分に治っている場合は、皮膚や周辺組織の動きが可動域へ影響していないかを確認します。
ラジオ波による温熱
身体の状態に応じて、筋肉や軟部組織を動かしやすい状態へ整えることを目的に、ラジオ波による温熱を使用する場合があります。
段階的な運動
太ももだけでなく、お尻、ふくらはぎ、体幹なども含め、日常動作に必要な筋力を段階的に確認します。
歩行・階段などの動作確認
関節可動域や筋力があっても、実際の動作で手術した側を十分に使えていないことがあります。
歩行、階段、立ち上がりなどを確認し、現在の状態に合わせて身体の使い方をお伝えします。
※施術や運動の内容は、手術部位、術後期間、主治医からの指示、身体の状態によって異なります。施術効果や回復期間を保証するものではありません。
抜釘後の痛みや可動域でお悩みの方へ
「プレートを抜いたのに痛みが変わらない」
「病院のリハビリが終了したが、まだ動かしにくい」
「どのような運動をすればよいか分からない」
このような段階でもご相談いただけます。
主治医からの指示や現在の状態を確認しながら、可動域、筋力、歩き方などを一緒に整理します。
※傷口の異常、発熱、急な腫れ、強い痛みなどがある場合は、当院への相談より先に手術を受けた医療機関へご連絡ください。
抜釘後の痛みと可動域に関するよくある質問
Q1.プレートを抜けば関節は曲がるようになりますか?
プレートが周辺組織へ当たっていた場合などは、抜釘後に動かしやすさが変化する可能性があります。
ただし、関節包、筋肉、傷あと、腫れ、骨や関節面などが可動域を制限している場合は、抜釘だけで十分に変化しないことがあります。
Q2.抜釘後の痛みはいつまで続きますか?
痛みの経過は、手術部位、固定材料の大きさ、傷口、骨の状態、活動量などによって異なります。
痛みが急に強くなった、赤みや発熱がある、体重をかけられない場合は、期間だけで判断せず主治医へご相談ください。
Q3.抜釘後もリハビリは必要ですか?
可動域制限、筋力低下、腫れ、歩行の左右差などが残っている場合は、抜釘後もリハビリが必要になることがあります。
具体的な開始時期や内容については、主治医の指示を確認してください。
Q4.抜釘後はすぐに歩いても大丈夫ですか?
手術部位や骨の状態によって異なります。
早期から体重をかけられる場合もありますが、杖や松葉杖が必要な場合や、荷重制限が設けられる場合もあります。必ず主治医の指示を優先してください。
Q5.抜釘後はいつから筋力トレーニングできますか?
トレーニングの開始時期と負荷は、骨折部位、固定材料が入っていた場所、骨の状態、術後経過によって異なります。
スクワット、高重量のトレーニング、ジャンプ、ランニングなどを始める前に、主治医へ確認してください。
Q6.抜釘後も正座ができないのはおかしいですか?
抜釘後すぐに正座ができないからといって、必ずしも異常とは限りません。
膝の腫れ、可動域、傷あと、筋肉の柔軟性、骨や関節面の状態などが影響している可能性があります。
無理に押し込まず、主治医やリハビリ担当者へご相談ください。
Q7.病院のリハビリが終了した後でも相談できますか?
主治医から運動や施術の許可が出ており、術後の経過に問題がない場合はご相談いただけます。
手術日、手術部位、現在の制限、主治医からの説明が分かる資料があると、身体の状態を整理しやすくなります。
Q8.抜釘後に痛みが残っているときは何科へ行けばよいですか?
まずは、抜釘手術を担当した整形外科へご相談ください。
骨の状態、傷口、感染、神経症状などを確認したうえで、リハビリや運動を進めることが大切です。
Q9.抜釘後に痛みが残るのは、手術が失敗したということですか?
抜釘後に痛みが残っていることだけで、手術が失敗したと判断することはできません。
手術後の組織の反応、関節の硬さ、筋力低下、骨折による影響、歩き方など、複数の要因が考えられます。
不安がある場合は、まず主治医へ現在の症状を伝えてください。
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院長の脛骨高原骨折・リハビリ体験を知りたい方へ
交通事故による脛骨高原骨折後に、院長が治療やリハビリとどのように向き合ってきたのかを紹介しています。
骨折後の膝の状態に悩んでいる方へ
院長自身が経験した重度変形性膝関節症や膝骨壊死について、患者として感じたことをお伝えしています。
※抜釘後の痛みが、必ず変形性膝関節症や膝骨壊死によるものという意味ではありません。
まとめ
抜釘手術でプレートを抜いても、痛みや可動域制限がすぐに良くなるとは限りません。
抜釘後の症状には、次のような要因が関係している場合があります。
- 抜釘手術後の一時的な痛みや腫れ
- 骨折による関節への影響
- 傷あとや関節包の硬さ
- 筋肉の柔軟性低下
- 筋力低下
- 膝蓋骨、股関節、足首の動き
- 痛みをかばって身についた歩き方
抜釘後に思うような変化がなくても、「プレートを抜いた意味がなかった」と決めつける必要はありません。
現在どこで動きが制限され、どのような動作で負担がかかっているのかを確認することが大切です。
ただし、傷口の赤み、発熱、急な腫れ、強い痛み、しびれや筋力低下がある場合は、まず手術を受けた医療機関へご相談ください。
さくま整体院(接骨院併設)|ご予約・アクセス
この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございます。
私自身も交通事故による脛骨高原骨折、プレート固定、抜釘手術、長期間のリハビリを経験しています。
理学療法士として身体の状態を考えるだけでなく、手術後の不安や、思うように身体が動かない気持ちを経験した一人の患者として、お話を伺うことを大切にしています。
当院では、手術した場所だけを見るのではなく、関節可動域、筋力、傷あと周辺、歩き方、股関節や足首の動きまで確認しながら、現在の身体の状態を整理します。
「プレートを抜いたのに痛みが残っている」
「病院のリハビリが終了したが、まだ動かしにくい」
「自分の場合は、どのような運動が必要なのか分からない」
このような疑問がありましたら、ご相談ください。
院長:
佐久間裕二(理学療法士・柔道整復師)
院名:
さくま整体院(接骨院併設)
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平日 10:00〜13:00/15:00〜20:00
土曜日 10:00〜13:00
休診日:
日曜日・祝日
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、診断や治療の代わりになるものではありません。抜釘後の荷重、運動、リハビリについては、手術を担当した主治医の指示を優先してください。傷口の異常、発熱、急な腫れ、強い痛みなどがある場合は、速やかに医療機関へご相談ください。



