手術(抜釘)でプレートを抜いたのですが、可動域や痛みが良くならないのですが





【体験談】骨折後の抜釘手術はした方が良い?抜釘後の痛み・可動域制限とリハビリを理学療法士が徹底解説|さくま整体院(接骨院併設)



【体験談】骨折後の抜釘はした方が良い?痛み・可動域制限にできることを理学療法士が解説

こんにちは、恵比寿のさくま整体院(接骨院併設) 院長の佐久間です。私は理学療法士・柔道整復師としての臨床経験に加え、自身も脛骨骨折後にプレート固定→抜釘→合併症(骨壊死)を経験しました。本記事では、迷いやすい「抜釘する・しない」判断の考え方と、術前術後の具体的なリハビリ戦略をわかりやすくまとめます。

最終更新:2025年8月20日 / 監修:院長 佐久間裕二(理学療法士・柔道整復師)

目次

  1. 抜釘はした方が良い?判断のフレーム
  2. 抜釘しても痛み・可動域が残る理由と対策
  3. 可動域を取り戻すコア戦略(術前〜術後)
  4. ラジオ波による筋膜リリースの活用
  5. 時期別リハビリ計画(目安)
  6. よくある質問(FAQ)
  7. ご予約・アクセス

ご質問① 抜釘はした方が良い?判断のフレーム

結論から言えばケースバイケースです。私自身は複数の整形外科医(セカンド・サード含む5名以上)に相談し、総合判断で抜釘を選びました。検討材料として以下の観点をおすすめします。

① 医学的条件

  • 骨癒合の状態(画像で確実な癒合があるか)
  • 部位とインプラント(脛骨・大腿骨・前腕など/プレート or 髄内釘)
  • 神経・腱への刺激、寒冷時痛、膨隆などの症状

② 生活・競技上の要件

  • 金属の違和感で日常や競技に支障がある
  • 将来の再骨折・打撲時のリスク認識
  • 職業(空港保安・寒冷地・コンタクトスポーツ等)

③ リスク・ベネフィット

  • 再骨折・感染・神経血管損傷・骨欠損などの術後リスク
  • 異物感軽減・皮膚トラブル改善などのメリット
  • 全身麻酔の適応と既往歴

ポイント:主治医と「目的(何を解決したいか)」を言語化し、代替策(抜釘せず運動療法・装具・ケアで管理)も含めて比較検討しましょう。

ご質問② 抜釘後も痛み・可動域制限が残るのはなぜ?できることは?

抜釘は金属という刺激源の除去であり、可動域や痛みの自動改善を約束するものではありません。長期間の固定や運動不足により、関節包・筋膜・筋の滑走が低下していることが多く、「動きの再学習」が不可欠です。

  • 関節包の硬さ:最終域のつっぱり・痛み
  • 筋膜の癒着:皮膚下の滑走不良で動作がぎこちない
  • 筋力・協調性の低下:正しい運動連鎖が保てない
  • 痛み行動(恐怖回避):守りすぎて動かせない悪循環
対策の軸:①痛み・腫れのコントロール → ②滑走性の回復(筋膜リリース等) → ③可動域練習 → ④筋力・協調性 → ⑤日常・スポーツ動作へ段階的復帰。

可動域を取り戻すコア戦略(術前〜術後)

術前(抜釘前)

  • 炎症がなければ可動域と筋の活性化を先行
  • 呼吸・姿勢の調整(肋骨/骨盤アライメント)
  • 周囲関節のモビリティ(例:足関節・膝/肘・肩甲帯)

術直後〜2週

  • 創部保護・腫脹管理(挙上/アイシング/弾性包帯)
  • 痛み0〜3/10を目安にやさしい可動域練習
  • 血栓予防の足ポンプ・等尺性収縮

2〜6週

  • 筋膜リリース・滑走促通(皮膚つまみ・軽圧モビ)
  • 関節最終域の徐々の拡大(痛み悪化が翌日残らない範囲)
  • 神経筋再教育:正しい動きのパターン化

6週以降

  • 筋力(中殿筋/ハム/腓腹 or 回旋筋腱板など部位別)
  • バランス・荷重・フォーム指導(競技動作へ)
  • セルフケアの自立(週5〜7回、1回10〜15分)

※上記は一般例です。術式・部位・個人差により調整します。主治医の指示を最優先してください。

ラジオ波(高周波)×筋膜リリースの活用

当院では、ラジオ波による深部加温徒手の筋膜リリースを組み合わせ、滑走性の回復→可動域改善→運動療法で定着という順序で進めます。

  • 深部加温:ジュール熱で組織温が上がる→血流UP→痛みの受け入れが良くなる
  • 滑走改善:瘢痕周囲や筋膜ラインの引っかかりを減らす
  • 再学習:可動域が出た“今”正しい動きで固定化
術前からの介入も可:術前に滑走性・可動域を確保しておくと、術後の立ち上がりが格段にスムーズになるケースを多く経験しています。

時期別リハビリ計画(チェックリスト付)

目標

痛みの最小化/腫脹管理/創部保護/可動域の早期回復

NG

創部を強くこする・過度な牽引・腫れが翌日残る負荷

ホームプログラム(例)

  • アイシング:10〜15分(1日2〜3回、皮膚を保護)
  • 呼吸×可動:痛み0〜3/10で回数は少なめから
  • 皮膚モビライゼーション:創周囲をソフトに(縦横斜め)
  • 関節モビ:最終域は翌日痛の増悪がない範囲で
  • 筋力:等尺→等張→機能的(段階的)
受診の目安:発熱・創部の発赤/滲出・ズキズキする痛みの増悪・しびれ/感覚低下・急な変形や異常音を伴う痛みは、直ちに医療機関へ

よくある質問(FAQ)

Q1. 抜釘のタイミングはいつが良い?

A. 一般に骨癒合が十分確認されてから。部位・年齢・活動度により時期は異なります。主治医と相談してください。

Q2. 抜釘後、痛みはどれくらいで落ち着く?

A. 数日〜数週間で日常痛は軽減することが多いですが、可動域の硬さは別問題。計画的リハビリが鍵です。

Q3. スポーツ復帰の目安は?

A. 競技や部位により大きく異なります。痛み・腫れがコントロールされ、可動域・筋力・動作が所定の基準を満たすことが必要です。

Q4. 金属探知機は反応しますか?

A. 反応することもあります。抜釘すれば原則反応はなくなりますが、医療用インプラント証明の携行をおすすめします。

Q5. ラジオ波は誰でも受けられる?

A. ペースメーカー等の医療機器装着部位、妊娠中の腹部周辺、悪性腫瘍部位、急性炎症や感染創、感覚鈍麻部位などは禁忌・慎重適用です。事前にご相談ください。

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院名さくま整体院(接骨院併設)
住所〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-2-9 光陽ビル101
受付時間平日 10:00〜13:00/15:00〜20:00(休:土曜午後・日曜)
最寄駅JR恵比寿駅 東口 徒歩10分/広尾駅 徒歩圏内

※本記事は一般的なヘルスガイドであり、診断・治療の代替ではありません。術後の異常は必ず主治医へご相談ください。

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