膝の痛みの3大原因とは?筋力・可動域・柔軟性から根本改善|さくま整体院(恵比寿)
膝の痛みの3大原因とは?|渋谷区恵比寿のさくま整体院が専門家視点で解説
膝の痛みは「膝そのもの」に原因があると思われがちですが、実際は身体全体の使い方や筋肉・関節の状態
本記事では、当院にご来院される多くの患者様に共通する「膝の痛みの3大原因」と、それに対するアプローチについて専門家の視点から解説します。
膝の痛みの3大原因とは
- お尻や体幹の筋力低下
- 足関節や股関節の可動域の低下
- 特定の筋肉・筋膜の柔軟性の低下
これらの問題は単独でなく、互いに関連しており、膝への過度な負荷や歪みを生み出します。
① お尻や体幹の筋力低下
骨盤や股関節を支える大殿筋・中殿筋・腹横筋・脊柱起立筋などが機能低下すると、歩行や階段昇降時に膝関節が過剰に働かされます。
特に、中高年やデスクワークが長い方に多く、体幹と骨盤の安定性を欠いた状態で日常動作を繰り返すことが、膝への負担を増やします。
よくある症状
- 歩いていて膝の内側が痛む
- 片足立ちや片脚スクワットが不安定
- 姿勢が崩れていると感じる
② 足関節や股関節の可動域低下
膝は中間関節であり、上下の関節(足関節・股関節)の可動性に大きく影響されます。つまり、足首や股関節が硬くなると膝に余計なひねりや圧力がかかります。
その結果、歩行や運動時に膝を無理に捻る、ねじる、曲げるといった動作が生まれ、慢性的な炎症や軟部組織の損傷につながることがあります。
チェックポイント
- しゃがむと踵が浮いてしまう
- 股関節の開脚や捻りが制限される
- 足首の左右差や動きに違和感がある
③ 筋肉・筋膜の柔軟性低下|特定の筋の硬さが膝痛を引き起こす
特に膝関節と深い関係がある以下の筋肉・筋膜の柔軟性が低下すると、膝に強いストレスがかかりやすくなります。
影響の大きい筋肉とそのメカニズム
- 大腿四頭筋(太もも前面)
膝蓋骨(お皿)を引き上げる筋肉。硬くなると膝蓋靭帯に引っ張りがかかり、ジャンパー膝や膝前部痛の原因に。 - ハムストリングス(太もも裏)
硬いと骨盤が後傾し、膝の動きに余計な負担を与える。膝裏や膝内側の痛みにつながる。 - 内転筋群(内もも)
股関節が内に入りやすくなり、膝の内側のねじれや鵞足炎の要因に。 - 腸脛靭帯(太もも外側)
ランニングや歩行で膝の外側を牽引し、腸脛靭帯炎(ランナー膝)を引き起こす。
筋膜の癒着と滑走不良も原因に
筋肉を覆う筋膜の硬さや癒着があると、隣接組織との滑りが悪くなり、膝の動きが制限され痛みに発展します。
当院の対応
筋膜リリース、ラジオ波温熱療法、手技によるモビリゼーションで、硬くなった筋肉や筋膜の柔軟性を改善。痛みの軽減にとどまらず、動作改善と再発予防を目指します。
膝だけを見ない「全身評価」が根本改善の鍵
痛みのある部位だけをケアしても根本解決にはなりません。体幹・股関節・足首・筋膜の状態を総合的に見ることが、膝の本当の改善には必要不可欠です。
渋谷区恵比寿のさくま整体院(接骨院併設)では、国家資格を持つ施術者が全身の動きを評価し、患者様それぞれに最適な施術とセルフケアをご提案しています。
アクセス・ご予約
さくま整体院(接骨院併設)
〒150-0013
東京都渋谷区恵比寿3丁目2-9 光陽ビル101
電話:03-6277-4052
受付時間:平日 10:00~13:00 / 15:00~20:00
休診日:土曜午後・日曜
※完全予約優先制
「もう歳だから仕方ない」とあきらめず、膝の痛みとしっかり向き合いたい方は、ぜひ一度ご相談ください。