膝痛みを軽減「パテラセッティング」とは|恵比寿にあるさくま整体院(接骨院併設)
膝の痛みを軽減「パテラセッティング」とは|さくま整体院(接骨院併設)
「歩くと膝がズキッと痛む」「階段の昇り降りがつらい」「スポーツ後に膝の違和感が残る」──このような膝の悩みを抱える方に知っていただきたいのが、『パテラセッティング』という運動療法です。
この記事では、渋谷区恵比寿にあるさくま整体院(接骨院併設)が、膝痛改善に効果的な「パテラセッティング」について、専門家の視点から詳しく・わかりやすく解説します。
パテラセッティングとは?
パテラ(patella)とは膝蓋骨=お皿の骨のことを指し、「セッティング」は正しい位置に安定させることを意味します。
パテラセッティングとは、内側広筋(内側の太ももの筋肉)を意識的に収縮させることで、膝蓋骨を安定させ、膝への負担を軽減するエクササイズです。
なぜ必要なのか?
- 膝蓋骨の動きが不安定だと、膝蓋靭帯や軟骨に負担がかかる
- 特にスポーツ後・術後・加齢で内側広筋が弱くなりやすい
- お皿の外側偏位(膝蓋骨が外にズレる)を防ぐために重要
膝痛と内側広筋(VMO)の関係
大腿四頭筋の中でも、内側広筋(VMO)は膝蓋骨を内側から支える筋肉で、膝の安定性を保つ重要な役割を担っています。
この筋肉がうまく働かなくなると、膝蓋骨が外側にズレやすくなり、膝蓋大腿関節症やジャンパー膝、変形性膝関節症の原因になることもあります。
当院では、膝痛の原因を評価し、必要に応じて膝蓋骨モビライゼーション+パテラセッティングを組み合わせた施術を行います。
パテラセッティングのやり方(セルフケア)
ご自宅でも簡単にできる方法をご紹介します。ただし、痛みや違和感がある場合は、無理に行わず専門家に相談してください。
基本の手順
- 床またはベッドに仰向けになる
- 両足を伸ばし、リラックスした状態を作る
- 片膝の膝蓋骨の下(膝蓋靭帯あたり)を意識しながら、太ももの前面(内側)にグッと力を入れる
- お皿がわずかに上に引き上げられる感覚があればOK
- 5秒キープして、ゆっくり力を抜く(10回×2セット)
ポイント
- 膝を曲げずに行うこと
- 内側に意識を集中(外側に力が入りすぎないよう注意)
- 呼吸を止めず、リラックスして行う
当院の施術での活用例
1. 初回評価で原因を明確化
まずは姿勢、歩行、筋力、柔軟性、膝蓋骨の動きなどを細かく評価します。
2. 手技療法+運動療法
筋膜リリースや関節モビライゼーションで筋緊張を整えた後、パテラセッティングを含む機能的リハビリを行います。
3. 自宅でのセルフエクササイズも指導
来院時だけでなく、自宅でも継続して行えるトレーニングを個別にお渡しし、再発予防までサポートしています。
よくある質問(FAQ)
Q. パテラセッティングは誰でもできますか?
A. はい、基本的には安全に行えますが、術後直後や強い炎症がある場合は注意が必要です。医療従事者の指導を受けながら行いましょう。
Q. どのくらい続ければ効果が出ますか?
A. 個人差はありますが、2〜4週間程度で筋の意識と安定性に変化が現れる方が多いです。
アクセス・ご予約
さくま整体院(接骨院併設)
〒150-0013 渋谷区恵比寿3丁目2-9 光陽ビル101
TEL:03-6277-4052
受付時間:平日 10:00~13:00 / 15:00~20:00
休診日:土曜午後・日曜
※完全予約優先制
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