本来、交通事故などで身体に衝撃が与えられた場合、筋肉がそのショックを和らげる働きをします。しかし、むちうち症の場合は、筋肉が防御する間もなく衝撃が首を伝って、頸椎(=首の骨)にダメージを与えてしまいます。
ダメージを受けた頚椎は、炎症を起こし痛みが発生します。特にその衝撃が強い場合、頚椎のカーブが減少し、ストレートネック(首の前湾角度30度以下。正常(30~40度)になり、頭痛や吐き気などにつながることもあります。
また、むちうち症の多くは首だけでなくだるい、何となく不調だなど全身に症状が出るなど、交通事故後数ヶ月経ってから痛みが出るケースが多いのも特徴です。
また、整形外科でMRIやレントゲンを撮って異常がなくても、後から症状が出ることもあります。
「むちうち症」は原因や症状により以下の4種類のタイプに分けられます。
しかし、下記のタイプが複合的に出ているケースも多く、その大半はレントゲンやMRI等の検査では判明できないことが多いです。
交通事故後に多く見られる「むち打ち症状」には、以下のようなものがあります。
なかでも特に多いのが、首の痛みや腕〜手にかけてのしびれです。これらの症状は、事故直後ではなく、数日〜数週間後に現れることもあるため、早期の対応が重要です。
当院ではまず、ハイボルテージ電気治療(特殊電気)を用いて、炎症や神経症状の早期緩和を目指します。
さらに、手技療法(マッサージや筋膜リリース)と運動療法(リハビリ・トレーニング)を組み合わせ、再発予防と機能改善を図ります。
頸椎の専門医との医療連携も行い、必要に応じてMRIやレントゲンなどの画像検査を受けながら、安心して治療に取り組める体制を整えています。
事故の衝撃は、見た目以上に身体へ大きな負担をかけます。「軽いから大丈夫」と放置せず、早期の検査・適切なケアを受けることが、回復への第一歩です。
料金
0円
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