膝の注射で痛みが改善しない方へ|人工膝関節を勧められたときに考えたいこと【院長の実体験】

膝の注射で痛みが改善しない方へ|人工膝関節を勧められたときに考えたいこと【院長の実体験】
「ヒアルロン酸注射を続けているけれど、膝の痛みが変わらない」
「人工膝関節の手術を勧められたけれど、まだ迷っている」
「整体やマッサージにも通っているけれど、何を続ければよいのか分からない」
このようなお悩みを抱えている方もいらっしゃると思います。
私は、東京都渋谷区恵比寿にあるさくま整体院(接骨院併設)で施術を行っている、理学療法士・柔道整復師です。
実は私自身も、膝の痛みに悩み、複数の医療機関でさまざまな治療を受けながら、リハビリやトレーニングに取り組んできました。
専門職として身体について学んできた私でも、患者の立場になると「何か特別な方法はないだろうか」と探してしまうことがありました。
そして、さまざまな方法を試す中で、私自身の膝の回復につながったと感じているのが、ラジオ波による筋膜リリースとEMSを活用した施術です。
今回は、私自身の経験を交えながら、長く続く膝の痛みとどのように向き合っていくか、当院で大切にしている考え方をお伝えします。
※この記事は、院長自身の治療経験と当院の施術方針を紹介するものです。特定の施術の効果を保証したり、医師から勧められた治療や手術を否定したりするものではありません。
ヒアルロン酸注射を続けても、膝の痛みが改善しないとき
膝の痛みに対して、整形外科でヒアルロン酸注射などの治療を受けている方は少なくありません。
しかし、注射を受けても十分な変化を感じられない方もいらっしゃいます。
膝の痛みには、関節の変化だけでなく、炎症、周囲の組織の状態、筋肉の働き、動作時の負担など、さまざまな要素が関係する場合があります。
そのため、痛みが続いているときには、まず主治医に現在の状態や治療の目的、今後の選択肢について確認することが大切です。
そのうえで、医療機関での診察や治療を大切にしながら、膝の動きや筋肉の働き、日常生活で困っている動作について考えていくことも、一つの選択肢だと思っています。
理学療法士の私自身も、膝の治療で「ウルトラC」を探していました
私自身、膝の痛みと向き合う中で、複数の医療機関を受診し、医師の意見を聞きながら治療を選んできました。
これまでに経験した治療には、次のようなものがあります。
- ヒアルロン酸注射
- ハイドロリリース
- ブロック注射
- 高圧電気治療
また、治療を受けるだけでなく、自分でもリハビリやトレーニングについて学び、さまざまな方法を試してきました。
ここに挙げた治療は、私自身が経験したものであり、膝の痛みがある方にこの順番で受けることを勧めているわけではありません。
私は理学療法士として、関節の動きや筋肉の働き、運動を積み重ねることの大切さを理解しているつもりでした。
しかし、自分が患者になると、
「もっと早く良くなる方法はないだろうか」
「今までとは違う治療なら、何か変わるのではないか」
と考えてしまうことがありました。
理学療法士である私でさえ、患者になると、いわゆる「ウルトラC」のような方法を探してしまうのです。
今振り返ると、それだけ痛みが続くことへの不安や、少しでも早く良くなりたいという気持ちがあったのだと思います。
だからこそ、いろいろな治療を受けても十分な変化を感じられず、次の方法を探している患者様の気持ちは、私自身の経験とも重なります。
私自身の膝の回復につながった、ラジオ波による筋膜リリースとEMS
さまざまな治療やリハビリを経験する中で、私自身の膝の回復につながったと感じているのが、ラジオ波による筋膜リリースとEMSを活用した施術です。
私の場合、ラジオ波を用いた施術によって膝の周囲の筋肉や組織が動かしやすくなり、関節の動きが改善したと感じました。
さらに、EMSを活用することで、筋肉に力を入れやすくなり、身体を動かす感覚にも変化がありました。
ここで重要なのは、単純に筋力が強くなったということではありません。
膝が動かしやすくなり、筋肉を使いやすくなったことが、私にとって大きな変化だったのです。
そして、その状態で自分自身が膝を動かし、筋肉を使うトレーニングを続けてきたことも、回復の過程で大切だったと考えています。
もちろん、これは私個人の経験です。
ラジオ波やEMSだけが回復の原因だったと医学的に断定できるものではなく、すべての方に同じ効果が得られるわけでもありません。
しかし、この経験を通して、「関節が動くこと」「筋肉を使えること」「自分で動かすこと」の重要性を改めて実感しました。
この考え方は、現在の私が患者様の施術を行ううえでも、大切にしていることの一つです。
長く続く膝の痛みでは、筋肉に力が入りにくくなることもあります
膝の痛みが長く続くと、痛みや関節の腫れなどの影響で、太ももの筋肉に力が入りにくくなることがあります。
これは、単純に筋力が弱くなっていることとは少し異なります。
例えば、筋肉そのものに力を出す能力があっても、痛みや関節の状態の影響で、うまく力を発揮できない場合があります。
また、膝を十分に曲げ伸ばしできなかったり、歩き方や立ち上がり方が変化したりすることもあります。
こうした状態がある場合、筋力をつけることだけでなく、関節をどの程度動かせるか、どのような動作で痛みが出るか、筋肉に力を入れやすいかなどを確認することが大切です。
ただし、長引く膝の痛みの原因は人によって異なります。筋肉や関節の動きだけで説明できるものではなく、医療機関での検査や治療が必要な場合もあります。
さくま整体院では、必要な施術だけを選んでいます
私自身は、ラジオ波による筋膜リリースとEMSを活用したことが、膝の回復につながったと感じています。
しかし、だからといって、膝の痛みがある患者様全員に同じ施術を行うわけではありません。
さくま整体院では、まず現在の身体の状態を確認し、必要なものを選択することを大切にしています。
ラジオ波を用いた施術について
膝の周囲の筋肉や筋膜など、軟部組織の状態に着目する際、ラジオ波を用いた施術を選択することがあります。
目的は、機器を使用すること自体ではなく、膝の動かしやすさや動作の変化を確認することです。
なお、ラジオ波によってすべての拘縮が改善したり、必ず関節可動域が広がったりするわけではありません。
EMSについて
EMSは、電気刺激によって筋肉の収縮を促す方法です。
当院では必要に応じて、筋肉を使う感覚や力の入れやすさを確認する目的で活用することがあります。
私が重視しているのは、「EMSを使えば、それだけで十分な筋力がつく」という考え方ではないことです。
筋肉を使うきっかけをつくり、その後の運動や日常生活の動作につなげていくことを大切にしています。
ラジオ波やEMSを使わない場合もあります
膝の痛みがある方全員に、ラジオ波・EMS・運動指導を一律に組み合わせることはしていません。
まずは身体の状態を確認し、その方に必要な対応を考えます。
場合によっては、施術機器を使わず、動作の確認や運動を中心に進めることもあります。
大切なのは、どの機器を使うかではなく、その方の膝に今何が必要かを考えることです。
最終的に大切なのは、自分で膝を動かし、筋肉を使うこと
ラジオ波やEMSを活用する場合でも、それだけで施術が完結するとは考えていません。
最終的には、患者様ご自身が膝を動かし、筋肉を使い、日常生活に必要な動作を行えることが大切だと考えています。
例えば、
- 膝を無理のない範囲で曲げ伸ばしする
- 椅子から立ち上がる
- 歩くときの動作を確認する
- 必要な筋肉を意識して使う
といったことも、身体の状態に応じて考えます。
もちろん、痛みを我慢して無理に動かすという意味ではありません。
膝の状態によって適した運動や負荷は異なるため、現在の症状や医師からの指示などを踏まえて調整する必要があります。
「関節が動くこと」「筋肉を使えること」「自分で動かすこと」。
シンプルですが、私自身の回復経験からも、この基本を大切にしたいと思っています。
高齢だからといって、膝の可能性を諦めてほしくありません
膝の痛みが長く続くと、
「もう年齢だから仕方がない」
「今さら運動しても変わらないのではないか」
と感じる方もいらっしゃると思います。
しかし、私は年齢だけで身体の可能性を決めつけたくありません。
加齢による関節の変化や、変形性膝関節症の進行など、簡単には変えられない部分もあります。
一方で、現在の身体の状態を確認し、無理のない範囲で運動や動作の練習に取り組むことで、日常生活の機能に変化が見られる場合もあります。
そのため、医療機関での診察や治療を大切にしながら、必要に応じて施術や運動を考えていくことには意味があると思っています。
ただし、整体院での施術が手術や医療機関での治療の代わりになるわけではありません。
3か月・6か月・12か月という長い視点で考えることも大切です
長く続いている膝の痛みでは、数回の施術や数週間の運動で、大きな変化を感じられないこともあります。
私自身も、すぐに結果が出ないことへのもどかしさを経験してきました。
だからこそ、短期間の結果だけにとらわれず、3か月・6か月・12か月という少し長い視点で身体の変化を考えることも大切だと思っています。
例えば、痛みの程度に加えて、次のようなことも確認します。
- 以前より膝を曲げ伸ばししやすいか
- 椅子から立ち上がりやすくなったか
- 歩ける距離に変化があるか
- 階段の上り下りがしやすくなったか
- 日常生活でできることが増えているか
ただし、3か月・6か月・12か月というのは、改善を保証する期間でも、当院への通院を約束していただく期間でもありません。
また、長期的に考えることと、同じ施術を漫然と続けることは別です。
経過を確認し、十分な変化が得られなければ、施術や運動の内容を見直すことが必要です。
症状が悪化している場合や、医療機関での再評価が必要と考えられる場合には、医師への相談を優先します。
人工膝関節の手術を勧められた方へ
人工膝関節の手術を勧められたとき、迷いや不安を感じることは自然なことだと思います。
一方で、手術を勧められる背景には、関節の状態、痛みの程度、日常生活への影響など、医師が総合的に判断した理由があります。
当院では、手術が必要かどうかを判断したり、施術によって手術を避けられるとお約束したりすることはできません。
手術を勧められた理由や、手術を受ける場合・受けない場合の見通しについて疑問があるときには、まず主治医に確認することが大切です。
必要に応じて、別の整形外科でセカンドオピニオンを受けることも選択肢になります。
当院では、医療機関での方針を尊重しながら、現在の膝の動きや筋肉の働き、歩行などについて確認し、対応できる範囲を考えていきます。
再生医療など、別の治療を検討している方へ
膝の痛みが続くと、再生医療など、これまでとは異なる治療に関心を持つ方もいらっしゃると思います。
ただし、「再生医療」という名称で紹介されていても、治療の内容や使用する材料、実施方法、費用、期待できる効果とその根拠は一様ではありません。
料金だけを比較して、同じ治療だと判断することはできません。
検討する際には、治療の正式名称、期待できる効果と限界、リスク、費用に含まれる内容などについて、実施する医療機関から十分な説明を受けることをおすすめします。
私自身も、患者として複数の治療法に関心を持ち、情報を集めてきました。
だからこそ、期待だけで決めるのではなく、納得できる説明を受けて選択することが大切だと感じています。
さくま整体院では、初回にどのようなことを確認するのですか?
当院では、膝の痛みがあるからといって、最初から決まった施術を行うわけではありません。
まずは、これまでの治療経過や現在の症状、日常生活で困っていることを伺います。
そのうえで、必要に応じて、
- 膝の曲げ伸ばしの状態
- 痛みが出る場所や動作
- 筋肉への力の入り方
- 立ち上がりや歩行の様子
- 日常生活で負担になっている動作
などを確認します。
確認した内容を踏まえて、ラジオ波やEMSを使用するか、運動を中心に考えるかなど、その方に必要な対応を相談します。
また、当院で対応できることと、医療機関で確認していただきたいことを区別することも大切にしています。
膝の痛みについて、よくあるご質問
Q. ヒアルロン酸注射を続けていますが、相談できますか?
はい。整形外科での治療を受けながら、膝の動きや筋肉の働き、日常生活で困っている動作についてご相談いただけます。注射の継続や変更については主治医にご相談ください。
Q. 人工膝関節の手術を勧められていますが、相談できますか?
現在の身体の状態についてのご相談は可能です。ただし、手術の必要性は医師が判断するものであり、当院の施術によって手術を回避できるとお約束することはできません。
Q. ラジオ波やEMSは必ず受けるのでしょうか?
いいえ。すべての方に行うわけではありません。膝の状態や症状、動作などを確認したうえで、必要なものを選択します。
Q. 高齢でも相談できますか?
はい。年齢だけで判断するのではなく、現在の身体の状態や生活上の目標を確認することを大切にしています。ただし、症状や持病などによっては医療機関での確認が優先されます。
Q. 何回くらい通えば良くなりますか?
膝の状態や症状の経過には個人差があるため、回数や改善までの期間を一律にお伝えすることはできません。身体の状態や施術後の変化を確認しながら、必要性や頻度を相談します。
Q. 3か月・6か月・12か月通わなければいけませんか?
いいえ。これらは身体の変化を考えるための長期的な視点であり、通院を義務づける期間ではありません。通院方法や費用についても、ご納得いただいたうえで判断していただくことが大切だと考えています。
このような症状がある場合は、医療機関への相談を優先してください
膝の痛みがある場合でも、次のような状態では、整体院での施術より医療機関での評価が必要です。
- 転倒や事故のあとから強い痛みがある
- 急に膝が大きく腫れた、強い痛みが出た
- 発熱や強い熱感を伴う
- しびれや筋力低下が進んでいる
- 急に体重をかけられなくなった
急激な症状や重い全身症状がある場合には、速やかに医療機関へご相談ください。
まとめ|年齢だけで諦めず、今の膝に必要なことを考えていく
私自身、膝の痛みに悩み、複数の医療機関に相談しながら、さまざまな治療やリハビリ、トレーニングに取り組んできました。
その中で、ラジオ波による筋膜リリースとEMSを活用したことが、私自身の回復につながったと感じています。
特に、膝が動かしやすくなり、筋肉を使いやすくなったことは、私にとって大きな変化でした。
そして、その状態で自分自身が膝を動かし、筋肉を使うトレーニングを続けることの大切さも実感しました。
ただし、私に合っていた方法が、すべての患者様に合うとは限りません。
だからこそ当院では、最初から特定の施術を決めるのではなく、身体の状態を確認し、必要な対応を考えることを大切にしています。
年齢だけで諦めず、医療機関での治療を大切にしながら、関節の動き、筋肉の働き、日常生活での動作を確認していく。
そして、必要な施術を選び、最終的にはご自身で身体を動かすことにつなげていく。
それが、私自身の経験からも大切にしている考え方です。
膝の痛みが長く続き、今後どうしたらよいか迷っている方は、現在の状態についてご相談ください。
さくま整体院(接骨院併設)のご案内
院名:さくま整体院(接骨院併設)
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-2-9 光陽ビル101
アクセス:恵比寿駅 徒歩10分/広尾駅 徒歩12分
営業時間:
平日 10:00〜13:00/15:00〜20:00
土曜日 10:00〜13:00
休診日 日曜日・祝日
初めての方は、来院前に当院の施術方針やご案内もご確認ください。
膝の状態について、まずはご相談ください
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