テニス肘(外側上顆炎)で3ヶ月病院に通っても良くならない…その原因と当院での改善方法

テニス肘(外側上顆炎)で3ヶ月病院に通っても良くならない…その原因と当院での改善方法

3ヶ月間ずっと整形外科に通って、湿布・痛み止め・電気治療(干渉波)を続けてきたのに、良くならないどころか痛みが強くなってきた…
テニス肘(外側上顆炎)で、このようなお悩みを抱えて来院される方は少なくありません。

この記事では、「3ヶ月整形外科に通院しても改善しなかったテニス肘の患者様」のケースをもとに、
なぜ良くならなかったのか、そして当院ではどのような施術で痛みの改善を目指していくのかを、わかりやすく解説していきます。


■ 3ヶ月も整形外科に通ったのに良くならなかった理由

この方が整形外科で受けていた主な治療内容は、

  • 湿布の処方
  • 痛み止めの内服薬
  • 干渉波(低周波)の電気治療
  • 「なるべく腕を使わないように」という安静の指示

一見すると一般的で間違ってはいない治療ですが、
テニス肘の原因そのものに十分アプローチできていないケースが多いのが現実です。

● 湿布と痛み止めは「炎症を抑える対症療法」(もちろん炎症を抑えることも大切です)

テニス肘(外側上顆炎)は、簡単に言うと

「肘の外側に付着する前腕の腱(伸筋腱)に、小さな損傷や負担が繰り返し起こることで発生する痛み」
です。

湿布や痛み止めは、炎症や痛みのコントロールには役立ちますが、

  • 腱の損傷そのものを修復しているわけではない
  • 筋膜や腱の「癒着」にはアプローチできない

という限界があります。
そのため、腕の使い方や負担のかかり方が変わらないままでは、痛みがぶり返しやすいのです。

● 干渉波(低周波)は深い腱まで届きにくい

整形外科でよく行われる干渉波(低周波)治療は、表層の筋肉の血流改善には役立ちますが、
テニス肘の痛みの源になっている「腱の深い部分」までは刺激が届きにくいという弱点があります。

そのため、

  • 施術直後は少し軽く感じる
  • しかし、仕事や家事・スポーツをするとすぐ痛みが戻る

という状態をくり返してしまい、「通っているのに治らない…」という不満や不安につながってしまいます。

● 本当の原因である「筋膜・腱の癒着」と「使い方の問題」

さらに、外側上顆炎では

  • 前腕の筋肉・筋膜の硬さ
  • 腱と筋膜がくっついてしまう「癒着」
  • 肩や肩甲骨の動きが悪く、肘に負担が集中している

といった、構造的な問題や身体の使い方のクセが背景にあることが多く、
肘の一点だけに対して湿布や低周波をかけていても、根本改善にはつながりにくいのです。


■ 当院で行うアプローチ① 深部の腱に届く「ハイボルテージ電気治療」

当院では、まず痛みの出ている腱の状態を丁寧に評価したうえで、
ハイボルテージ電気治療を用いて施術を行います。

ハイボルテージとは、

  • 高電圧の電気を用いて、深部の組織まで刺激を届ける
  • 炎症の軽減と痛みの抑制を同時に狙える
  • 腱や靭帯などの「深い部分の組織」に適した電気治療

といった特徴を持った電気治療です。

整形外科でよく使われる干渉波と比べると、
よりピンポイントに「痛みの原因部位」にアプローチできるのが大きな違いです。


■ 当院で行うアプローチ② ラジオ波による「筋膜リリース」

次のステップとして、当院ではラジオ波による筋膜リリースも併用します。

ラジオ波は、身体の深いところまで温熱を届けることができるため、

  • 筋肉や筋膜の血流改善
  • 筋膜同士・筋肉と腱の「癒着」の解消
  • 動かしたときのツッパリ感や痛みの軽減

といった効果が期待できます。

テニス肘では、肘だけでなく前腕全体〜肩・肩甲骨まで筋膜が硬くなっているケースが非常に多いため、
ラジオ波で温めながら筋膜リリースを行うことで、腕全体の動きがスムーズになり、肘への負担が軽減していきます。


■ 「注射はアスリートがするものだから…」とためらっていた患者様

今回の患者様は、問診の中で

注射はプロのテニス選手やアスリートがするものだから、自分には関係ないと思っていました

とお話されていました。

しかし現実には、

  • 症状が3ヶ月以上続いている
  • 湿布や痛み止めだけでは改善が乏しい
  • 日常生活の動作にも支障が出ている

といった場合、医師による注射治療とリハビリ(理学療法)・物理療法を併用した方が、根本的な改善につながることも多くあります。

もちろん、注射をするかどうかは医師の判断になりますが、

「アスリートじゃないから注射はダメ」「怖いから絶対に受けない」と選択肢から外してしまうのは、もったいないケースも少なくありません。
あと安静については「エルボーバンド」というもんがありますのでAmazonなどで購入してみてつけてみてください。
それで痛みが楽になったか?それとも変わらないのか?と試してみるのも一つの方法だと思います。

当院では、状態や経過をみて必要と判断した場合には、
信頼できる医療機関での注射治療も視野に入れながら、ハイボルテージ・ラジオ波・筋膜リリースを組み合わせて、症状の根本改善を目指していきます。


■ なぜ当院で痛みが改善していったのか?

この患者様の場合、当院で施術を続けていく中で、

  • 物を持ち上げるときの肘の痛みが軽くなってきた
  • タオルを絞る動作が楽になってきた
  • 長時間のデスクワーク後のズキズキする痛みが減ってきた

など、徐々に日常生活の中での変化が現れてきました。

その理由としては、

  1. ハイボルテージで深部の腱に直接アプローチできた
  2. ラジオ波による筋膜リリースで、前腕〜肘まわりの癒着が減り、動きがスムーズになった
  3. 肩・肩甲骨・体幹を含めた「腕全体の使い方」を見直したことで、肘への負担が減った

といった点が挙げられます。

単に痛い場所に電気や湿布を貼るのではなく、
「なぜそこに負担が集中してしまっているのか?」という原因に対してアプローチすることが、テニス肘の根本改善には欠かせません。


■ テニス肘は「早めの専門的ケア」で改善スピードが変わります

テニス肘(外側上顆炎)は、

  • そのうち良くなるだろうと放置する
  • 湿布と痛み止めだけで様子を見る
  • 痛みを我慢しながら使い続けてしまう

ことで、かえって症状を長引かせてしまうことが多い疾患です。

3ヶ月以上続く痛みは、「ただの炎症」ではなく、腱の変性や筋膜の癒着、身体の使い方の問題が複雑に絡み合っていることがほとんどです。

「病院には通っているけれど、根本的に良くなっている実感が持てない…」
そう感じている方は、ぜひ一度、深部の腱や筋膜にアプローチできる専門的な施術を受けてみてください。


■ 病院に通っても良くならないテニス肘でお悩みの方へ

当院では、

  • ハイボルテージ電気治療による深部の腱へのアプローチ
  • ラジオ波を用いた筋膜リリース
  • 肩・肩甲骨〜体幹を含めた動きの評価と改善
  • 日常生活やお仕事・スポーツ動作のアドバイス

を組み合わせて、テニス肘の根本改善と再発予防を目指しています。

「もう少し様子を見ようかな…」と先延ばしにしてしまうと、その分だけ回復にも時間がかかってしまいます。
本気で良くしたいと思ったときが、一番の治療開始のタイミングです。


■ テニス肘のご相談・ご予約はこちらから

テニス肘(外側上顆炎)でお困りの方は、お一人で悩まずに、まずはお気軽にご相談ください。
症状の経過や現在の状態を丁寧にお伺いし、あなたに合った改善プランをご提案いたします。

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