胸郭が固いと腰痛になりやすい?|恵比寿・広尾のさくま整体院(接骨院併設)が「腰に負担が集中する理由」を解説

胸郭が固いと腰痛になりやすい?|恵比寿・広尾のさくま整体院(接骨院併設)が「腰に負担が集中する理由」を解説
いつもありがとうございます。恵比寿・広尾にある さくま整体院(接骨院併設)の佐久間です。
私も腰痛に苦しんだ一人なんです。腰痛って複数の要因が重なってなることが多いです。前にも説明しましたが股関節が固いことと、胸郭が固い(胸郭モビリティーと現場ではいうことが多いです)のが私の場合は腰痛の原因でした(その他の要因もありましたが、また今度説明します)
「腰が痛い=腰が悪い」と思われがちですが、実は現場では腰そのものよりも“胸郭(きょうかく)の硬さ”が引き金になっているケースが少なくありません。
この記事では、胸郭が固いとなぜ腰に負担が集まり、腰痛につながりやすいのかを、できるだけ分かりやすく解説します。
胸郭とは?どこが「固い」と腰に影響するの?
胸郭は、ざっくり言うと胸椎(背骨の胸の部分)+肋骨+胸骨でできた「胸まわりのカゴ」のような構造です。
胸郭の大きな役割は、①呼吸と②体幹の安定。そしてもう一つ大切なのが、体をひねる・反らす・横に倒すなどの“動きの分配”です。
本来、体幹の動きは「胸郭(胸椎)」「腰(腰椎)」「股関節」などに分散されます。ところが胸郭が固いと、その分担が崩れて腰が働きすぎる状態になりやすいのです。
結論|胸郭が固いと腰痛になりやすい理由
結論はシンプルで、「動くべきところが動かないと、別の場所(腰)が代わりに動いてしまう」からです。
胸郭の動きが出ないと、次のような日常動作で腰への負担が増えやすくなります。
- 歩く:腕振りや体幹回旋が胸郭で出ない → 腰の回旋・側屈で代償しやすい
- 振り向く:胸椎回旋が出ない → 腰椎回旋が増える(腰はひねりに強くない)
- 立ち上がる:胸が潰れて前かがみが強い → 腰の伸展・反りでバランスを取る
- 物を取る:胸郭が固いと体幹が一塊になり、腰に「ねじれ+反り」の負担が集中
特に腰は、構造的に大きな回旋(ひねり)を繰り返すのが得意ではありません。胸郭が動かないほど、腰がその役割を引き受けてしまい、結果として筋肉の過緊張・関節のストレス・動作のクセが蓄積して腰痛につながりやすくなります。
こんな方は「胸郭の硬さ」が関係しているかもしれません
腰痛の方でも、次の項目に当てはまる場合は胸郭(胸椎)由来の負担が隠れていることがあります。
- デスクワーク・スマホ時間が長く、猫背・巻き肩が気になる
- 深呼吸がしづらい/息が浅いと言われる
- 腰を揉んでも、その場は楽でもすぐ戻る
- 腰を反らすとつらい、または反らすと一瞬楽だが後で痛い
- 歩くと腰が重くなる、長時間立つと腰が張る
これらは、胸郭の動き(可動性)と呼吸の使い方がうまく連動していないサインになっていることが多いです。
胸郭が固くなる「よくある原因」
胸郭が固くなる背景には、生活習慣や姿勢、呼吸パターンが関係します。
1)猫背・巻き肩で「胸が潰れる」
猫背になると肋骨が下がり、胸郭は広がりにくくなります。すると呼吸は浅くなり、胸郭自体の動きも減っていきます。
この状態が続くと、体幹を回旋するときに胸椎が動けず、腰が代償しやすくなります。
2)呼吸が浅く、胸郭を「使っていない」
呼吸は胸郭を動かす最大の運動です。浅い呼吸が続くと、胸郭が動かない時間が増え、結果として胸郭の柔軟性が落ちやすくなります。
さらに、緊張が強いと呼吸補助筋(首や胸の筋肉)が優位になり、姿勢も崩れやすく、腰への負担が増えることがあります。
3)股関節が硬く、体幹回旋が「腰頼み」になる
股関節の回旋が出にくいと、歩行や方向転換の回旋を体幹で補います。胸郭が硬い状態だと、体幹の回旋は腰に集中しやすくなります。
つまり胸郭+股関節の組み合わせで、腰に負担が集まる流れが作られてしまうのです。
理学療法士の視点|腰痛の評価で「胸郭」を見る理由
私たち理学療法士は、腰痛の方を評価するときに、腰だけで判断しません。
歩行・立ち上がり・体幹回旋などの動作を観察し、「どこが動けていないか」「どこが代償しているか」を推測します。
そのうえで、胸郭(胸椎)の可動性、呼吸、股関節の動き、体幹の安定性などを組み合わせて、腰への負担を減らす道筋を立てます。
自宅でできる簡単チェック(目安)
以下は医療診断ではありませんが、セルフチェックの目安として役立ちます。
チェック1:胸を張っても背中が固い感じが強い
胸を軽く張っても、背中(胸椎)が動かず「腰だけ反っている」感じがある場合、胸郭が動きにくい可能性があります。
チェック2:椅子に座って体をひねると腰が先に動く
椅子に座り骨盤をなるべく固定して左右にひねった時、胸が回らず腰が先に動く感覚が強い場合、胸椎回旋が不足していることがあります。
恵比寿・広尾にあるさくま整体院(接骨院併設)の施術の考え方
当院では「腰が痛い=腰だけを施術する」ではなく、なぜ腰に負担が集中したのかを整理していきます。
胸郭が関係している腰痛では、次のような流れでアプローチします。
- 胸郭・胸椎の可動性(回旋・伸展・側屈)の評価と調整
- 呼吸の再学習(胸郭が広がる呼吸パターンづくり)
- 股関節・体幹の連動(腰に頼らない動作へ)
- 日常動作のクセ(歩き方・立ち方・座り方)の修正
その場の変化だけでなく、再発しにくい体の使い方まで一緒に作っていくのが当院の方針です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 胸郭が固いと、どんな腰痛が多いですか?
A. 代表的なのは「動くと痛い」「歩くと重い」「ひねると張る」など、動作で負担が増えるタイプです。胸郭の動き不足で腰が代償し続けると、腰まわりの筋肉が過緊張になりやすい傾向があります。
Q2. ストレッチは胸郭だけすれば良いですか?
A. 胸郭は重要ですが、股関節や体幹の安定、呼吸もセットで整えると効果が出やすいです。「胸郭だけ」ではなく「連動」がポイントになります。
Q3. 病院で異常なしでも関係ありますか?
A. 画像検査で大きな異常が見つからない腰痛でも、動作・姿勢・可動性の問題で痛みが出ていることは少なくありません。気になる場合は専門家にご相談ください。
まとめ|胸郭が固いと、腰に負担が集中しやすい
- 胸郭(胸椎)が動かないと、体幹の動きが腰に集まりやすい
- 「ひねる・歩く・立つ」で腰が頑張りすぎると腰痛につながりやすい
- 胸郭・呼吸・股関節・体幹安定をセットで整えるのが近道
📍恵比寿・広尾で腰痛にお悩みの方へ
「腰ばかりケアしても変わらない…」そんな時は、胸郭の硬さが関係しているかもしれません。
当院では、原因を一緒に整理しながら、根本改善と再発予防を目指します。
ご相談・ご予約はLINEからどうぞ。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状には個人差があり、診断を行うものではありません。強い痛み・しびれ・夜間痛・発熱・外傷後の痛み等がある場合は、医療機関の受診もご検討ください。



