今行っている施術(鍼・整体・リハビリ)の回数は適切?本当に良くなる近道なのかを理学療法士が解説


今行っている施術(鍼・整体・リハビリ)の回数は適切?本当に良くなる近道なのかを専門家が解説

「このまま通い続けて本当に良くなるのだろうか…」
「回数を重ねているのに、なかなか変化を感じない」
「鍼・整体・リハビリを受けているけど正解なの?」

このような不安を感じたことはありませんか?
私は理学療法士であり、一人の交通事故に遭った患者でもあります

渋谷区恵比寿のさくま整体院(接骨院併設)にも、
「今の施術回数は本当に合っていますか?」
というご相談は非常に多く寄せられます。


結論|施術回数の正解は「多い・少ない」ではありません

施術回数に、誰にでも当てはまる絶対的な正解はありません。

大切なのは、
「今の症状の段階」と「施術の目的」が一致しているか
という点です。

この視点が抜けてしまうと、
どれだけ真面目に通っても遠回りになってしまう可能性があります。


症状の段階別|適切な施術回数の考え方

① 急性期(強い痛み・炎症がある時期)

  • 目的:炎症・痛みのコントロール
  • 回数目安:週2〜3回(短期間)
  • 主な施術:鍼・電気・軽い整体

この時期に間隔を空けすぎると、
回復が遅れるケースも少なくありません。


② 回復期(痛みは軽減したが違和感が残る)

  • 目的:関節の動き・筋力・身体の連動性回復
  • 回数目安:週1〜2回
  • 主な施術:整体+リハビリ

この段階で「ケアだけ」を続けると再発しやすくなります。


③ 慢性期(長引く・繰り返す痛み)

  • 目的:根本原因の修正
  • 回数目安:週1回〜隔週
  • 主な施術:評価・整体・運動療法

この段階では回数よりも「中身」が重要です。


それは「良くなる施術」?それとも「楽になる施術」?

✔ 良くなる近道になりやすい施術

  • なぜ痛くなったのか説明がある
  • 動作・姿勢・筋力評価がある
  • 自宅でやることが明確
  • 通院のゴールが示されている

⚠ 遠回りになりやすい施術

  • 毎回同じ内容
  • 痛い場所だけの施術
  • 理由のない通院指示

院長・佐久間裕二自身も「この通院で良いのか?」と悩んだ一人でした

実は私自身も、患者として
「この治療回数は本当に正しいのか?」
と悩み続けた経験があります。

整形外科、リハビリ、注射、整体など、
考えられる治療は一通り経験しました。

リハビリを徹底して行いましたが、
「これ以上は良くならないかもしれない」
と医師に言われたこともあります。

それでも納得できず、
「もう少しリハビリと治療を続けさせてください」とお願いしました。

後遺症は残りましたが、
目的を明確にした治療を続けたからこそ、
今こうして施術家として現場に立てています。


まとめ|施術回数は「目的」とセットで考えましょう

  • 回数は症状によって変わる
  • 正解は一つではない
  • 方向性が合っていれば回数は無駄にならない

今の通い方が合っているか、一度整理してみませんか?

「このままで良いのか分からない」
そう感じた時点で、あなたの感覚は間違っていません。

※ 相談のみOK / 無理な勧誘は行いません


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