院選びは「評価→仮説→施術→再評価」が鍵|恵比寿・さくま整体院(接骨院併設)
院選びは「自分の身体を大切に扱う」決断――受け身から卒業し、変化を確かめながら進む方法
「どの院に行けばいいのか分からない」。そう感じるのは自然なことです。大切なのは、施術の回数ではなく“身体がどう変わったか”を確かめる視点。そのために評価→仮説→施術→再評価という流れを知ってください。
私が院長を務めるさくま整体院(接骨院併設)でも、この考え方を土台にしています。宣伝ではなく、「患者様の力になりたい」という想いと、私自身の経験からたどり着いた結論です。
院長の経験:交通事故で膝を損傷、手術を2回――自分の身体で学んだこと
私は交通事故で膝を強く痛め、2回の手術を受けました。治療家であっても、痛みや不安の前では患者様と同じです。どこに行けば良いのか、何を信じれば良いのか分からない時期があり、施術を受けるだけで「前に進んだ気」になっていた時期もありました。
途中で気づきました。大切なのは「受けた施術の数」ではなく、「変化を客観的に見られるかどうか」。そこから私は、評価→仮説→施術→再評価のサイクルを自分の身体で回し始め、今も続けています。
なぜ1回で判断しない方が良いのか――痛みは「要因の重なり」から起こる
痛みの背景は単純ではありません。筋膜の癒着・関節の制限・筋力低下・動作パターン・炎症や神経の過敏など複数の要因が重なります。だからこそ、週2回×4週間(計8回)という検証期間を設け、前後を比較して仮説の当たりをつけることが現実的です。
ポイント:「その日は軽い気がする」だけでは判断しません。数字や動きで変化を確かめることが継続の力になり、治る道筋を明確にします。
最初に行うのは評価――今の自分を一緒に確認する
「評価」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、やることはシンプルです。いま身体がどのくらい動けて、どの場面で痛むのかを一緒に確かめます。
主な評価指標
- 関節可動域:膝の曲がり、腰の前屈、股関節の内旋など(角度の増加・終末のひっかかりが軽くなるか)
- 筋力:徒手筋力テストや片脚立位・スクワット保持(左右差の縮小・出力の安定)
- 姿勢・動作:歩行・階段・しゃがみ込み(代償動作が減る・スムーズさが上がる)
- 痛みの数値化:VAS(0〜10)で動作別に記録(ピーク痛・残存痛の低下、再現性の変化)
※評価は診断ではありません。「今の状態を事実で把握する」ための土台です。
仮説を立てる――例:腰痛の原因を「筋膜の癒着」と想定した場合
評価で得た情報をもとに、「ここが原因かもしれない」という仮説を立てます。たとえば腰痛で、腰回りの筋膜の癒着が強いと考えたなら、ラジオ波による筋膜リリースを中心に、姿勢・動作の再教育や必要な筋力トレーニングを組み合わせます。
そして、前後の変化を具体的に測ります。例:前屈:床から+10cm→+5cm、片脚立位:12秒→18秒、VAS:7→4。数字や再現性のある動作で「良くなっている実感」を可視化します。
週2回×4週間=8回で何が分かるか
- 仮説が妥当だったかの手応え(可動域・痛み・動作の変化)
- 変化が乏しいときのボトルネックの見立て(筋力?動作パターン?炎症?)
- セルフケアの優先順位が明確になり、自分で変化を作れる感覚が育つ
記録のすすめ:毎回の変化をメモしましょう。数字や動作ログは“希望の見える化”です。継続の原動力になります。
良い治療院の見分け方――当てずっぽうではなく、検証で進むか
- 初回に評価の時間をきちんと取り、目標と指標を共有してくれる
- 仮説を言葉で説明し、施術の意図と家庭でのセルフケアまでつなげてくれる
- 毎回再評価を行い、必要に応じて計画を調整してくれる
- 週2回×4週間(8回)など検証に足る期間を提案してくれる
- 体感も尊重しつつ、客観指標で一緒に判断してくれる
さくま整体院(接骨院併設)では、上記を淡々と積み重ねます。売り込みではなく、あなたが自分の身体と向き合い、納得して前に進めるようにするためです。
「感じ取れない」と続かない――だから評価が希望をつくる
通院しても変化を感じ取れないと、人は続けられません。続かなければ、通院もセルフケアも止まります。だからこそ、評価が“希望の可視化”になります。少しでも良くなっている事実が確認できれば、行動は自然に続きます。
まとめ:院選び=未来の自分への投資
院選びは「誰かに任せる場所」を探すことではありません。自分の身体と協力してくれる“伴走者”を選ぶことです。評価→仮説→施術→再評価のサイクルを回せば、身体は必ず変化します。私はその道のりを、あなたと一緒に歩みたいと思っています。
最初の一歩:初回は評価日として、可動域・筋力・姿勢/動作・痛み数値を確認しましょう。週2回×4週間の計画で前後を比較し、“感じ取れる変化”を積み上げていきます。
※本記事は教育的な情報提供を目的としています。症状や経過には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。
よくある質問(FAQ)
Q. なぜ1回で判断しない方がいいの?
A. 痛みは複数要因の重なりで起きることが多いためです。週2回×4週間ほどの期間で前後比較すると、原因の当たりをつけやすくなります。
Q. “評価”って難しくない?
A. 難しくありません。どれくらい動けるか、どの動作で痛むかを一緒に確かめる作業です。数字や動きを使って客観的に把握します。
Q. 8回で治りますか?
A. 症状によるため断言はできません。ただし、仮説が妥当か・次の課題は何かが見え、セルフケアの方向性は明確になります。
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