インナーマッスルを強化するための正しい姿勢と正しい関節可動域とは|理学療法士が解説|渋谷区恵比寿・広尾のさくま整体院(接骨院併設)






インナーマッスルを強化するための正しい姿勢と正しい関節可動域とは|理学療法士が解説


インナーマッスルを強化するための正しい姿勢と正しい関節可動域とは|理学療法士が解説

こんにちは。渋谷区恵比寿のさくま整体院(接骨院併設)です。今回は、インナーマッスル(コアマッスル)を鍛えるうえで欠かせない「正しい姿勢」と「関節可動域」について、理学療法士の視点から解説します。

◆インナーマッスルが働くための前提条件とは?

インナーマッスルは、身体の安定性や姿勢保持に深く関わる筋肉です。代表的なのは腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群など。これらの筋肉が効果的に働くには、正しい身体の軸と可動域が重要です。

◆正しい姿勢=インナーマッスルが使える状態

正しい姿勢とは、耳・肩・骨盤・膝・くるぶしが一直線になっている状態です。このバランスが整っていることで、重力に対抗しながら無理なく姿勢を保つことができ、自然とインナーマッスルが働くようになります。

  • 立位:肩甲骨が自然に引き寄せられ、下腹部に軽い緊張がある
  • 座位:骨盤を立てて座り、背骨のS字カーブを保つ

◆関節可動域が狭いと姿勢が崩れる?

関節の柔軟性が失われると、代償動作が起こりやすくなります。 たとえば股関節が硬いと腰が過剰に動くようになり、腰痛や姿勢の崩れに直結します。

また、肩関節の可動域が狭いと、背中や首に余計な負担がかかり、肩こりや首の痛みが慢性化します。

◆インナーマッスルを鍛える前に整えるべきこと

  • 関節の可動域を確保(ストレッチや筋膜リリース)
  • 正しい姿勢を意識する生活習慣
  • 深層筋を意識したトレーニング(ドローイン・ブレーシングなど)

とくにラジオ波による筋膜リリースは、筋膜の癒着を改善し、可動域の拡大に有効です。また、EMSによる深層筋刺激は、インナーマッスル強化に効果的です。

◆インナーマッスルと姿勢の関係を活かしたセルフケアのすすめ

インナーマッスルを活性化するには、「正しい姿勢で関節を正しく使うこと」が前提になります。これは筋肉単体を鍛えるよりも、身体の使い方を整えるという考えに近いです。

日常生活で次のポイントを意識しましょう:

  • 座る・立つ時に骨盤を立てる
  • スマホやPC作業中は首を前に出さない
  • 歩くときは胸を張るのではなく、肋骨を締めて骨盤の上に重ねる意識

◆まとめ

関節可動域が正常であることは、インナーマッスルの活性化にとって不可欠です。可動域が整えば、姿勢も自然と整い、腰痛や肩こり、慢性的な疲労も改善されていきます。

体幹を強くしたい・不調を予防したいという方は、まず身体を正しく使える状態=姿勢と関節の調整から始めましょう。

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