手術後の痛みが取れない理由|整体でできるリハビリと私の経験から伝えたいこと|恵比寿にあるさくま整体院(接骨院併設)






手術後の痛みが取れない理由|整体でできるリハビリと私の経験から伝えたいこと


【手術後の痛みが取れない理由とは?】整体でできるリハビリと私の経験から伝えたいこと

こんにちは。恵比寿のさくま整体院(接骨院併設)の佐久間です。

実は私自身、交通事故で大けがを負い、3カ月の入院、そして約2年に及ぶリハビリ生活を経験しました。理学療法士として施術を行う今でも、その経験は私の大きな原動力になっています。

手術をしたのに痛みが取れない…
この悩みを抱えて当院に来られる患者様は少なくありません。

今回は「なぜ手術後も痛みが残るのか?」「整体院ではどのようなアプローチができるのか?」について、私の実体験も踏まえながら詳しくお話していきます。

手術をしたのに痛みが取れない理由とは?

整形外科の分野では、痛みやしびれを取るために手術を行うことがあります。以下のような手術が代表的です。

  • 膝や股関節の人工関節置換術
  • 脊柱管狭窄症や坐骨神経痛に対する除圧術・固定術
  • 腰椎・頸椎ヘルニアの摘出術

もちろん、手術が必要で大きな効果をもたらすケースも多々あります。 しかし現実には、手術を受けたにも関わらず痛みやしびれが続く方も少なくありません。

そもそも痛みの原因は画像だけで説明できない

病院ではレントゲンやMRIで狭窄症やヘルニア、変形を確認します。しかし、実際に症状の原因が画像所見そのものに直結しているケースは全体の1〜2割程度とも言われています。

残りの多くは、筋・筋膜の硬さや緊張、姿勢不良、関節や靭帯へのストレスなどが複雑に絡み合っています。

手術で関節は整うが、身体全体は整っていない

人工関節やヘルニア摘出で構造的異常は改善しても、痛みの根本原因である動作パターンや姿勢の崩れは手術だけでは治りません。

さらに手術による筋肉・皮膚の切開による硬化、筋膜の癒着、筋力低下といった新たな問題も加わります。これが「手術は成功したのに痛みが残る」原因となります。

私の交通事故と長いリハビリ生活

私も交通事故で膝や腰を大きく損傷しました。3カ月の入院と2年にわたるリハビリは非常に辛い日々でした。

術後は関節の可動域も狭く、筋肉は硬く、思うように歩くこともできませんでした。リハビリを通じて感じたのは、「ただ手術をしただけでは痛みは取れない。全身を整えていくことが大切」という事実です。

この経験が今の私の施術に活きています。

手術を回避できるケースもある

すべての手術が不要というわけではありません。 しかし、正しい評価で姿勢・筋力バランス・柔軟性を改善すれば手術を回避できるケースもあります。

整体院での手術後リハビリは何をするのか?

整体院では次のように施術していきます。

① 術創部とその周囲組織の柔軟化

筋膜リリースや軟部組織モビライゼーションで、癒着した筋膜・脂肪組織・靭帯・皮膚を柔軟にします。

② 筋力トレーニング

低下した筋肉を安全なフォームで強化します。

③ 隣接部位の評価と調整

全身の連動を考え、関連する股関節・足首・体幹なども施術します。

④ 姿勢・歩行指導

正しい姿勢や動作を身につけ、再発しにくい身体を作ります。

⑤ 再発予防のメンテナンス

セルフケアや日常生活の指導を行い、良い状態を維持していきます。

「術後の部位は触らない方が良い」は逆効果

「手術した部分は触らない方がいい」というイメージを持つ方は多いですが、逆に触れずに放置すると癒着や硬化が進行します。

その結果、新たな可動域制限や痛み・再手術のリスクが高まります。適切にアプローチすることが非常に重要です。

手術後に大事な「全身を見る」という考え方

手術はあくまで局所の処置。全身のアライメント・荷重パターン・動作修正が不可欠です。

整体院では「全身を診る」という視点で施術を行っています。

なるべく手術を避けたい方、術後の痛みに悩む方へ

私の経験からもはっきり言えます。「身体は整えていけます。」

今は手術を勧められている方、手術後も痛みが残って困っている方、不安な方――ぜひ一度、身体全体を評価し整えていくことを考えてみてください。

さくま整体院では、理学療法士としての知識と経験を活かし、丁寧にお身体を診させていただきます。焦らず、少しずつ確実に前進していきましょう。

※本記事は医療行為を否定するものではありません。手術の要否は主治医とよくご相談ください。


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