理学療法士が解説｜アキレス腱炎の原因と対策

こんにちは、恵比寿の さくま整体院（接骨院併設） 院長の佐久間です。

今回は、アキレス腱炎について、原因や症状、当院での施術方法まで詳しく解説していきます。

アキレス腱炎とは？

アキレス腱炎とは、ふくらはぎの筋肉（腓腹筋・ヒラメ筋）と踵をつなぐアキレス腱に炎症が起こる状態をいいます。ランニングやジャンプ、長時間の立ち仕事などのオーバーユースによって引き起こされやすい症状です。

アキレス腱炎の原因

• 運動のしすぎ（オーバーユース）：特に急に運動を始めた方や運動量を増やした方に多いです。
• ふくらはぎの筋肉の柔軟性不足：筋肉が硬くなるとアキレス腱に過剰な負担がかかります。
• 不適切な歩行・走行フォーム：かかと重心や足首の硬さが負荷を集中させます。
• 足底の筋力低下・偏平足：足のアーチが崩れるとアキレス腱に負担がかかります。
• 距骨や足関節周囲の癒着：足首の動きが制限され、アキレス腱に過剰なストレスがかかります。

アキレス腱炎の症状

症状には以下のようなものがあります：

• アキレス腱周囲の痛み・腫れ
• 朝起きて最初の一歩が痛む
• 運動時や長時間歩いた後の痛み

当院でのアプローチ

当院では、アキレス腱炎の根本改善に向けた施術を行っています。

• ハイボルテージ電気治療による炎症軽減と深部筋へのアプローチ
• ラジオ波による筋膜リリースで足首・ふくらはぎ周囲の柔軟性向上と血流改善
• 距骨や足関節周囲の癒着を改善し、正しい関節可動域を確保
• 正しい身体の使い方の指導

なぜラジオ波が有効なのか？

ラジオ波治療では、深部まで温熱が届き、筋膜の滑走性を改善します。これにより、足首周囲の硬さが取れ、距骨の動きが改善され、回内足の補正にもつながるため、アキレス腱への負担が軽減されます。

ご自宅でできるセルフケア

• ふくらはぎのストレッチ（特にヒラメ筋）
• 足首の可動域向上エクササイズ
• 冷湿布・温熱の使い分け（急性期は冷却、慢性期は温め）
• アーチを保つ靴選び、インソールの利用

再発予防のために

アキレス腱炎は、再発しやすい症状でもあります。特にデスクワーク中心の40〜50代の方は、筋力低下と柔軟性低下が重なりやすいため注意が必要です。

当院では、再発予防のために以下のようなサポートを行っています：

• 正しい歩行や立ち方の指導
• トレーニングメニューの作成と継続支援

まとめ

• アキレス腱炎はふくらはぎや足首の使い方が原因で起こる
• 距骨の動きや足関節の癒着も見逃せない
• ハイボルテージ・ラジオ波などの物理療法が効果的
• セルフケアと再発予防の意識が重要

症状を放置せず、正しい施術と運動で根本から改善を目指しましょう。

📍さくま整体院（接骨院併設）

• 院長：佐久間裕二（理学療法士・柔道整復師）
• 住所：東京都渋谷区恵比寿3-2-9 光陽ビル101
• 電話：03-6277-4052
• 受付時間：平日 10:00〜13:00／15:00〜20:00
• 休診：土曜午後・日曜